ケータハム
ケータハムは、発売を予定している同社を代表するスポーツカー『セブン』の入門モデルにスズキ製の660cc 3気筒エンジンを搭載することを発表した。

ケータハムは、最も軽量なセブンを作るとう目標を達成するためにスズキが理想的なパートナーだったと説明。トランスミッションもスズキ製の5速ギアボックスが搭載される。

ケータハム・カーズのグレアム・マクドナルドCEOは「重要なのはエンジンサイズではありません。我々のバロメーターは、笑顔になれるかということにあります。我々の新しい入門モデルにとっての決まり文句になると思っています」とコメント。

「スズキは、非常に効率的なエンジンでコンパクト車両を生産することにおけるリーダーです。それは共有された情熱です。我々は、とりわけ軽量なパワートレーンを必要としてはいましたが、全てのセブンに共通す固有のキャラクターに合ったユニットでなければなりませんでした。ありがたいことに、多くのハードワークにより、我々は見事に働くパッケージを得ました」

「セブンの喜びを蒸留されたカタチで提供することがこのクルマへの我々の意向です。新しい入門モデルは、これまでよりも軽く、安価で、最も経済的で、手の届きやすいモデルです」

「神経質ではなく、運転しやすく、ニュートラル、しなやかな乗り心地を与えるように設計されつつ、セブンに期待されているスポーツ性とスピードを兼ね備えています」

セブンの新しい入門モデルは、1万7000ポンド(約255万円)以下の価格で今年8月に発表される予定。2013年末までにデリバリーがスタートするという。

スズキは「我々にとって非常に興味深く、ユニークなプロジェクトでした。軽量で少量生産のスポーツカーで評価されているケータハムに我々のパワートレインを供給することは、我々の“スポーティ”なブランドイメージを強化すると思っています」と述べた。

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カテゴリー: F1 / ケータハム