ケータハム
ケータハムは、当初設定した期限を過ぎた現在でもチーム存続の道を模索している。

F1アメリカGPとブラジルGPを欠場したケータハムは、物議を醸したクラウドファンディング方式とウィル・スティーブンスの個人スポンサーから資金を得て、2最終戦F1アブダビGPのグリッドに戻った。

レース終了後、管財人であり、臨時チーム代表を務めるフィンバー・オコンネルは、チームが来シーズンもう一度戻ってくるためには2週間ほどで購入者を見つけなければならないと警告していた。

フィンバー・オコンネルは“私と同じように急がなければチームが漂流してしまうと感じている投資家”と交渉していると述べていた。

F1アブダビGPからすでに2週間以上が経過したが、ケータハムの管財人は10日(水)、現在もまだ“関心を示す3つの団体”と交渉中だと主張した。

共同管財人のヘンリー・シンナーズは「チームに最後まで生き残りのチャンスを与えたいので最終期限は設けていない」と BBC に述べた。

状況の緊急性は、来年も2014年マシンとエンジンを使える見通しが立ったことで少し緩和されたかもしれない。

フィンバー・オコンネルは、これによって潜在的購入者に“より多くの時間と選択肢”が与えられると述べた。

「私が話をしている全団体がそれに興味を示している。彼らが新たにF1を始めるにあたり、より楽な選択肢が与えられるからだ」とフィンバー・オコンエルは付け加えた。

しかし、ヘンリー・シンナーズは、解雇されたスタッフが着実に新たな仕事を見つけていくため、購入者が引き受けなければならないリスクが日増しに“増えている”と警告した。

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カテゴリー: F1 / ケータハム