ケータハム
ケータハムは、F1アブダビGP参戦のために立ち上げたクラウドファンディングによる募金プロジェクトで、2日間で100万ポンドを越える資金が集まっていることを明かした。

F1アメリカGPとF1ブラジルGPを欠場したケータハムは、管財人を務めるファンバー・オコンネルが臨時チーム代表に就任。最終戦F1アブダビGPとそれ以降のチーム存続のために『#RefuelCaterhamF1』と題したクラウドファンディングでの資金募集プロジェクトを開始した。

ケータハムは、11月14日(金)までに235万ポンド(約4億2832万円)を集めることを目標に定めている。

ケータハムが発表した声明のなかでファンバー・オコンネルは「関係する全員が本当に感謝していますし、48時間未満で100万ポンドのサポートが集まったことに興奮しています」と述べた。

「ケータハムF1チームは、資金調達目標のほぼ半分まできています。しかし、私はまだ歯ブラシを荷物に詰めていません。まだチームが調達しなければならない資金はたくさんあります」

「ケータハムF1チームは、異なる方法でサポートを提供してくれる多くの人々や組織からアプロートを受けました。アーティストのサイモン・ウォードからは、ケータハムF1チームがグリッドに戻るのを見るためにサポートを提供したいと思っている取引相手のためにアートワークを作り、それを500枚プリントするというオファーがありました」

「最も重要なのは、新たな財政的な響きに関心をもったパーティが、アリーナに入り、チームを得ることを検討してくれているということです。この新しい関心は完全にこのキャンペーンによるものです」

「チームのサポーターが、アブダビで彼らがグリッドにケータハムのF1カーを置いているんだということをわかってレースを観れることは非常に新しい種類の感覚です」

「クラウドファンディングプロジェクトの目的に関していくつか混乱がありました。クラウドファンディングによってF1チームを運営するというプランではなく、むしろ、この資金提供は、チームの将来にとっての新しい財政基盤の踏み石を提供してくれるものです」

「チームがレースをしなければ、彼らは非常に不利になります。潜在的な購入者は、非常に高価な購入を決定しようとしています。このプロジェクトは、それを示す力、特にクルマをチームに与えます」

「また、チームがやっていることに対するルノーとトタルのサポートにも心から感謝していますし、このチームを救うために6週間無給で働いているリーフィールドの200名のこのチームへのヒューマンエンジンに集中してほしいと思っています」

「彼らなしではチームはありませんし、彼らはみなさんのサポートに値します」

「我々はケータハムF1チームがレースに戻るためにノンストップで働いています。最も有益であり、革新的で効果的なオプっションがクラウドファンディングです」

「今週、我々は可能な限り多くのスポンサーとファンを得て、我々が復帰する一員となっていただきたいですし、それを誇りに思いたいです」

「このチームは将来に値しすると思っていますし、我々に同意してくれる多くのファンと企業がいることを知っています。我々が一体となり、ケータハムF1チーム #RefuelCaterhamF1 プロジェクト以上チームをサポートする方法は考え付きません」

「これを実現するために我々はクラウドキューブとチームを組みました」

「来週の金曜日までに目標に達しない場合、もちろん、寄せられた募金は返金されます。ですが、現時点では、我々はチームの将来に期待していますし、再びレースをすることで、チームがその価値を示し、新しいオーナーのもと、きちんとした財政基盤で明るい未来に至ると確信しています」

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カテゴリー: F1 / ケータハム