ケータハム F1ベルギーGP
ケータハムは、F1ベルギーGP初日のフリー走行で、ギド・ヴァン・デル・ガルデが19番手タイム、シャルル・ピックが20番手タイムだった。午前中にはヘイキ・コバライネンが走行を担当した。

ギド・ヴァン・デル・ガルデ (19番手)
「FP1は、週末の良いスタートだった。ウェットでインストレーションラップを行ったけど、その1周だけであとはインターで走った。でも、トラックがかなり素早く乾いていったので、あまり長くは持たなかった」

「予選とレースは両方ともFP1と似たような天候になりそうなので、情報を得ることができたのは良かったけど、そのあとは今夜エンジニアが作業するためのより多くの情報を与えられるようにハード側のドライタイヤで走った。FP2では天候が改善したけど、最初の走行ではクルマの感触は良くなかった。オーバーステアが多かったし、トラクションもかからなかったので、変更を施し、回目の走行はミディアムタイヤで出ていった。ミディアムでの最初の走行はOKだったけど、柔らかい方のラバーの全てを引き出すことはできなかったし、もっと引き出せる部分があるのは確かだ。ミディアムでのロングランでのクルマの感触はかなり良かったし、デグラデーションレベルもOKだった。でも、そのあとターン15でバックエンドのコントロールを失い、残念ながらタイヤバリアに接触してセッションを終えることになってしまった。何が起こったのかはまだわからないけど、今夜データを見てもっと調査していくつもりだ。もっと多くを引き出せることを願っているし、通常金曜日の夜は慌ただしい。明日は進歩を果たせると思う」

シャルル・ピック (20番手)
「FP2はハードタイヤですぐに出ていったし、クルマはOKだったけど、1回目の走行での一番の問題は中間から立ち上がりでのオーバーステアだった。2回目の走行にむけて、いくつかメカニカル面の変更を施したけど、それでもまだオーバーステアが出ていた。でも、もっと変更して、ミディアムタイヤを初めて装着した3回目の走行ではわずかに改善がみられた。クルマは、中間から立ち上がりで落ち着いたけど、コーナーの進入でいくつか問題があるのがわかったので、ロングランのためにもう少しフロントウイングをつけた。それでいくつ進歩を果たせたように思う。まだコーナーの進入でのクルマの安定性をもっと改善させる必要があるけど、今夜それをもっと調べることができる。それに明日だけでなく、日曜日の天候にも気を配り続けなければならない」

ヘイキ・コバライネン
「クルマに戻れて良い気分だったし、最後にバルセロナで走ったときからどれくらい改善しているかを確認できて嬉しく思う。全体的なパッケージはバランスが良くなっていると感じている。通常それはクルマに乗っていて優れた全体的な改善だ。すぐに良くなっていると伝えられるいくつかのことがあった。全体的に乗り心地が改善しているし、ピッチングがずっと少なくなっている。特にフロントがより強くなっている。それに対して、今日はブレーキングの安定性はあまり良くなかった。でも、それはFP2でかなり簡単に取り組むことができるものだ。全体的に、クルマで多くの時間を過ごし、チームの進歩を手助けし続けることができることに満足している」

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カテゴリー: F1 / ケータハム / F1ベルギーGP