カルロス・サインツJr.にアウディF1移籍説再燃 父親がウィリアムズ離脱を後押し
2026年の苦戦が続くウィリアムズを巡り、カルロス・サインツJr.の将来に関する憶測が再び強まっている。新レギュレーション導入を見据えて移籍したはずのサインツJr.だが、チームの競争力低下によって状況は大きく変化した。

そんな中、スイス紙『Blick』は、サインツJr.がウィリアムズでの現状に不満を募らせており、さらに父カルロス・サインツSr.がアウディF1への移籍を勧めていると報じた。

かつては父親の助言を退けてウィリアムズ加入を選択したサインツJr.だが、現在は再び選択を見直す可能性が浮上している。

ウィリアムズの停滞で広がる移籍観測
2025年にはバクーとカタールで表彰台を獲得するなど前向きな兆候を見せていたサインツJr.だったが、2026年は状況が一変した。

ウィリアムズは2026年の新規則対応に開発リソースを集中したものの期待した成果を得られず、開幕7戦でわずか11ポイントしか獲得できていない。サインツJr.自身も最高位は9位が3回にとどまり、チームの低迷に苦しんでいる。

報道によれば、サインツJr.は現状に「うんざりしている」とされ、複数チームがその動向を注視しているという。

父親はアウディF1移籍を推奨
サインツJr.にはフェラーリ復帰やマクラーレン再加入の可能性も噂されている。

しかし『Blick』によると、父サインツSr.が最も強く推しているのはアウディF1への移籍だという。

サインツJr.は2024年の移籍市場でアウディのオファーを断り、最終的にウィリアムズを選択した経緯がある。しかし現在は、その判断を見直し、「ついにアウディを試す」可能性があると報じられている。

2026年のアウディF1は苦戦しているものの、長期的なワークスプロジェクトとしての将来性を評価する声は依然として根強い。

ボウルズ代表は残留に自信
一方で、ウィリアムズ代表のジェームス・ボウルズは移籍の噂を過度に問題視していない。

ボウルズは『Motorsport.com』に対し、サインツJr.とアレクサンダー・アルボンとの間には率直なコミュニケーションが築かれていると説明した。

「彼らは私と同じ価値観を持っている。それは誠実さと透明性だ」

「昨年10月に問題が見え始めた時から、1月、そして3月にかけても、何が問題でどう修正するのかについて率直に話してきた」

「もし彼らが他の選択肢を検討しているなら、私のところへ来て話してくれる」

さらにボウルズは現時点で両ドライバーとも残留を望んでいると強調した。

「今のところ、カルロスとアレックスは将来をここに置きたいと考えている。彼らは私にもそう言っているし、公の場でも同じことを話している」

2027年市場の重要人物になる可能性
サインツJr.の契約には2026年以降の離脱条項が存在するとされており、ウィリアムズの競争力が改善しなければ移籍話は今後も続く可能性が高い。

フェラーリ復帰、マクラーレン再加入、アウディF1移籍など複数のシナリオが取り沙汰されているが、現時点で本人が具体的な行動を起こしている証拠はない。

ただし、ウィリアムズの苦戦が長引けば、2027年のドライバー市場においてサインツJr.が再び中心人物の一人となる可能性は十分にありそうだ。

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カテゴリー: F1 / カルロス・サインツJr. / ウィリアムズ・レーシング / アウディ