カルロス・サインツJr. F1スペインGPの新会場「マドリング」をFW45で初走行へ

F1をより身近に届けるというウィリアムズの取り組みの一環として、世界各都市でのファンゾーン設置や、ウィリアムズ・レーシング公式アプリによる革新的なオンライン体験などに加え、カルロス・サインツJr.が6月7日(土)、マドリングの一部区間で初めてF1マシンをドライブする。
この「ホームカミングツアー」は19時にスタート予定。マドリード出身でグランプリ通算4勝を挙げているカルロス・サインツJr.が、リベラ・デル・セナ通りからパルテノン大通りの一部を走行し、最終的にIFEMAマドリード南口へと至る、約1kmのルートをFW45で駆け抜ける。
このイベントには、レッドブル・ジュニアチームに所属し、カンポス・レーシングからFIA F2選手権に参戦しているカタルーニャ出身のペペ・マルティと、同じくカンポス・レーシングからF3に参戦するマリ・ボヤも参加。それぞれのフォーミュラマシンを披露し、F1および登竜門カテゴリーの迫力を無料でファンに届ける。
今回のイベントは、「タルデオ」と呼ばれるスペイン独自の午後の社交イベント形式で開催され、ファンゾーンやフードトラック、グッズ販売、その他のサプライズも用意。マドリングにおける初の体験イベントとして位置づけられている。

カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ・レーシング、F1スペインGPマドリード開催のアンバサダー)は次のように語っている。
「マドリードは間違いなく自分の故郷である。この街で育ち、カートレースを始めたのもここだった。そんな自分の“庭”でF1マシンを走らせる機会を得られるのは、本当に夢のような出来事であり、マドリードがF1カレンダーの中でも最高のサーキット、最高のイベントになり得る可能性を世界に示す絶好のチャンスである。このロードショーは、F1をより身近に届ける第一歩であり、マドリングのユニークなコースレイアウトの魅力を示す舞台にもなる」
F1マドリードGPプロジェクト責任者のルイス・ガルシア・アバドは次のように述べた。
「今回のイベントは、マドリードがF1とどれだけ本気で向き合っているかを示すものであり、ファンの皆さんにその魅力を直接体感してもらえる貴重な機会です。世界中で尊敬され、愛されるドライバーであるカルロス・サインツJr.をスペインGPのアンバサダーとして迎えられることは、この上ない光栄です。彼とウィリアムズの協力のもと、このロードショーを成功させ、スペイングランプリの新たな幕開けを飾れることを大変うれしく思っています」
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