カルロス・サインツJr. ウィリアムズのF1マシンは「予想していたよりも良い」

フェラーリがルイス・ハミルトンと契約したことにより、メルセデスやレッドブルといったトップチームから見放された30歳のサインツは、結局、ミッドフィールドチームであるアルピーヌかウィリアムズのどちらかと新シーズンを戦うことになった。
アルピーヌのアドバイザーであるフラビオ・ブリアトーレは、サインツが「間違いを犯した」と考えているが、4度のグランプリ優勝経験を持つサインツは、バーレーンで行われたプレシーズンテストの唯一のテスト走行の終了時点で、総合タイムシートのトップに立った。
カルロス・サインツJr.は2025年はもっと厳しいタイムになると覚悟していたと語る。
「予想していたよりも良いマシンで、良いチームだった」とカインツはスペインの放送局DAZNに語った。
「速かったし、すぐに適応することができた」

実際、ほんの数週間前には、チーム代表のジェームス・ボウルズが、2025年のウィリアムズではポイント獲得さえ難しいだろうと述べていたが、彼の期待も高まっている。
「順位を予測するのは難しい。しかし重要なのは、我々のマシンが定期的にポイント圏内に食い込むことだ」とボウルズは語る。
「しかし、我々は今年、特定の週末に結果を出すことを目指しているわけではない。長期的に実を結ぶ開発とプロセスを適用する必要がある。それが世界選手権で戦う方法だ」
カルロス・サインツJr.も同様に楽観的だ。
「僕たちは良い気分を生み出す変化の過程にある」とサインツは言う。「スポンサーも集まり、エンジニアやプロジェクトに参加したい人々とも契約を結んでいる。これはウィリアムズが本気であること、そしてトップに返り咲くための明確なビジョンを持っていることを示している」
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