F1インタビュー:カルロス・サインツ 「父からモータースポーツを強要されたことはない」
カルロス・サインツは、モータースポーツのキャリアを歩んでいくという決定は、家族からのプレッシャーがあった結果ではなかったと語る。

カルロス・サインツの父親は、2度のWRC(世界ラリー選手権)チャンピオン。しかし、父親の足跡を辿ってモータースポーツの世界に飛び込むことにプレッシャーはなかったと語る。

「僕の場合は90% は自分自身の選択で、10% はおそらく家族の影響があったと思う」とカルロス・サインツは自分の選んだ職業について語る。。

「もし僕が父と家族のもとで生まれていなくて、そういった遺伝子、才能がなく、レーシングカーや四輪車、そういった雰囲気に囲まれていなかったら、恋に落ちるのはもっと難しかったとかなり確信している」

カルロス・サインツは、2015年にトロ ロッソで F1デビューを果たし、2017年末にルノーに移籍するまで、レッドブルのジュニアドライバーとして3シーズンを過ごした。

2019年にマクラーレンに移動したカルロス・サンツは、その年のF1ブラジルGPで初表彰台を獲得。そして、今シーズンからフェラーリに加入し、評価の高いシャルル・ルクレールと戦えることを署名し、前戦F1モナコGPで表彰台を獲得した。

カルロス・サインツは、父親のキャリアは主にラリーに費やされたが、子供の頃の自分はF1にしか目がいかなかったと語る。

「父とはとても親しかったけど、テレビではあまりフォローできなかったので、ラリーについてよく理解していなかった」とカルロス・サインツは説明する。

「彼は 2 ~ 3 週間家を空けることがあったけど、彼がやっていることをフォローすることができなかった」

「F1は、私は9~10歳頃からテレビでフォローすることができし、F1のゲームもあった」

「F1をフォローすることにもっと多くの時間を費やすことができた」

「結局、ゴーカートはエンジンを備えたシングルシーターで、サーキットでお互いにレースをするし、ラリーよりもF1に近かった。だから、私のキャリアは常にF1に向かっていたと思う」

しかし、カルロス・サインツは、ハンドルを握ることにプレッシャーはまったくなかったと主張する。

「父はモータースポーツを強要されたことは一度もない。実際、僕が学校でサッカーをしたり、テニスやパデルなどいろいろなスポーツをしていることを喜んでくれた」

「モータースポーツのキャリアを追求するのを手伝ってくれと彼に迫ったのは僕の方だった」

「多くが個人の選択だし、今後、親になる世代には、自分の子供に何かを強要しないようにすることをお勧めする」

「力の原動力は子供であり、自分の意志と自分キャリアを追求する意志が必要だと思う」

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カテゴリー: F1 / カルロス・サインツJr. / スクーデリア・フェラーリ