F1カナダGP:ハミルトンとアロンソのニアミスがお咎めなしだった理由
2023年F1第9戦カナダGPで、ルイス・ハミルトンとフェルナンド・アロンソがピットレーンで衝突しそうになり、スチュワードから調査を受けた。しかし、劇的な瞬間があったにもかかわらず、それ以上の措置は取られなかった。

「スチュワードは外部ビデオと車内ビデオおよび音声証拠を検討した」とFIA(国際自動車連盟)は認めた。

「14号車は軽いブレーキングをしなければならなかったが、我々の見解では衝突の危険はなく、重大な回避行動の必要もなかった」

ハミルトンとアロンソは、ジョージ・ラッセルのクラッシュでセーフティカーが出動した直後にピットインした。

アロンソのアストンマーティンが先にピットを離れたように見えたが、最終的にはメルセデスが前に出た。

ハミルトンはチーム無線でレースエンジニアから『注意しろ』と言われていた。『君はわずかに前なだけだ』

アロンソは、大袈裟にステアリングを左右に動かして危険度をアピールし、ハミルトンに向かってイライラしながら手を振った。

『ピットでブレーキをかけなければならなかった』とアロンソはチーム無線で語った。

アロンソはレッドブルのマックス・フェルスタッペンに次ぐ2位となり、ハミルトンが3位表彰台を獲得した。



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カテゴリー: F1 / F1カナダGP / フェルナンド・アロンソ / ルイス・ハミルトン