新生カンポスF1のプロジェクトは「まだ生きている」とパートナー
潜在的な新しいF1チームのプロジェクトは新型コロナウイルス危機にあってもまだ存続しているようだ。

昨年末、F2チームの代表であるエイドリアン・カンポスと彼のビジネスパートナーであるサルバトーレ・ガンドルフォは、スペインのF1チームの新規参戦に取り組んでいることを発表した。

しかし、当初プロジェクトでF1ドライバーとして指名されていた元ザウバーのF1ドライバーであるパスカル・ウェーレインは、フォーミュラEからF1に戻ることへのきょうみを失ったようだ。

マヒンドラからの離脱を電撃発表したパスカル・ウェーレインは「15位を走ることを知ってレース週末に向かうのは僕の心構えに関する」と ran.de に語った。

しかし、サルバトーレ・ガンドルフォは、彼の広報担当であるアルベルト・アントニーニを介して、F1プロジェクトは実際には“まだ生きている”と述べた。

「だが、現在の状況によって次のステップを計画することは不可能だ」とサルバトーレ・ガンドルフォは Blick に語った。

次のステップの1つはエンジンパートナーを獲得することだが、サルバドーレ・ガンドルフォは、プロジェクトはF1の公式チーム収入のより良い配分にも依存していると語った。

サルバトーレ・ガンドルフォは、F1チームがリバティ・メディアから毎年7,000万ユーロから8,000万ユーロを受け取る場合「1億の予算ではさらに2,000万を見つけなければならない」と語る。

「それが現実だが、ビジネスとしては興味深い」

エイドリアン・カンポスは、2010年にカンポス・レーシングとして参戦枠を獲得したが、土壇場で資金不足に陥り、経営権を譲渡。スペインのマドリードを拠点とするチームはヒスパニア・レーシングとして参戦を果たし、HRTへと名前を変えた後、2012年シーズン終了後に消滅している。

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カテゴリー: F1 / カンポス