ジェンソン・バトン SUPER GT
ジェンソン・バトンが、2018年のSUPER GTでチャンピオンを獲得した。

元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンは、今季SUPER GTにフル参戦。チームクニミツで山本尚貴とチームを組みRAYBRIG NSX-GTを走らせた。

SUPER GTのタイトル争いは、最終戦もてぎでポイントで同点に並ぶNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本/バトン)とNo.1 KeePer TOM'S LC500(平川亮/ニック・キャシディ)の直接対決となった。

最終ドライバーを務めたジェンソン・バトンは、KeePer TOM'S LC500の猛追から辛くも逃げ切り3位でチェッカー。SUPER GT初参戦にしてドライバーズタイトルを獲得した。

ジェンソン・バトンにとってはF1でワールドチャンピオンを獲得してから9年ぶり、ホンダにとっては8年ぶりの栄冠。1994年の全日本GT選手権(SUPER GTの前身)初年度から参戦するTEAM KUNIMITSUは悲願のチームタイトルも手にした。

「今日は本当にタフなレースだった」とジェンソン・バトンはコメント。

「でも何とか最後まで走りきって3位に入ることができたし、その結果タイトルを手に入れることもできた。(山本)尚貴さんにとってはスーパーフォーミュラに続いての(今季2つめの)タイトルだけど、僕にとっては(2009年のF1ワールドチャンピオン以来)9年ぶりだから本当に嬉しいね」

「長年戦ってきたチームと高橋国光総監督に、初タイトルをプレゼントできたことも嬉しいよ」

スーパーフォーミュラに続いて今季2つ目のタイトル獲得となった山本尚貴は「応援、ありがとうございました。嬉しいことだけじゃなく、辛いことも苦しいこともいっぱいありました」とコメント。

「それよりも苦しい状況の中でNSX-GTの開発を続け、応援してくれたHondaとHondaファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。そしてまだ僕が無名だった時にチームに呼んでくださった高橋国光総監督とチームをサポートしてくれたRAYBRIGさん。もちろんタイトル獲得に大きく貢献してくれたJB(ジェンソン・バトン)にも感謝したいです」

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カテゴリー: F1 / ジェンソン・バトン / SUPER GT