ジェンソン・バトン
ジェンソン・バトンは、最近のマクラーレン・ホンダの信頼性問題は、チームがマシンとエンジンを限界までプッシュしている結果なので問題ないと考えている。

F1オーストリアGPで6位入賞を果たしたジェンソン・バトンだったが、チームメイトのフェルナンド・アロンソが終盤にバッテリートラブルでリタイア。過去5戦でマクラーレン・ホンダが2台揃って完走できなかったのは4回目となった。

だが、ジェンソン・バトンは、このような問題に取り組むには、メルセデスとはまだ大きな差が開いている2016年が最適な時期だと語る。

「クルマがフィニッシュできないチームはたくさんいる」とジェンソン・バトンはコメント。

「問題だとは思わない。限界までプッシュした結果、何度か信頼性トラブルが起きたとして、それによってもっと良い結果を出せた方が僕は嬉しい今年はチャンピオンシップ争いからは遠く離れているので、あるものを最大化して、週末を楽しむことが大事だ。週末毎にベストを引き出すことがね」

マクラーレン・ホンダのホームレースでとなるF1イギリスGPにむけて、ホンダはICE(内燃機関)の効率を高めるエンジンアップグレードを施した。

F1オーストリアGPで好成績を残したジェンソン・バトンだが、マクラーレン・ホンダにとって重要なのはエンジンの進歩を確かめることだと語る。

「オーストリアはタイヤというより、天気の影響が大きかったと思う。僕たちはウエットでは速さがあったし、ドライでは最善を尽くした」とジェンソン・バトンはコメント。

「5番手だったのが3番手になり、レースでは少しの間だけ2番手だった。すぐにいつもの位置に戻ってしまったけど、それを考えると6位は悪くない。前にいた3チームは、僕たちより相当速かったし、あれだけのクルマに勝てたのは僕たちがよくやったということだ」

「ここでは予選5番手になれるとは期待していない。素晴らしいブリティッシュウェザーで大雨にでもならない限りは無理だろう。その方がチャンスが大きいし、僕はそれを願っているけどね」

「レースはトリッキーになるだろう。僕たちのクルマは低速コーナーでとてもいい。高速コーナーはどうだろう。まだ正確にはわからない。空力のアップグレードもある。エンジン面では前進している。すべてのレースで何かを持ち込もうとみんなが良い仕事をしてくれている。このサーキットではパワー面でいい前進があるはずだ」

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カテゴリー: F1 / ジェンソン・バトン / ホンダF1 / マクラーレンF1チーム