ジェンソン・バトン
ジェンソン・バトンは、今週のテストから搭載しているホンダのアップデート版パワーユニットについて、昨年のホンダのF1復帰以来、最大の前進を遂げていると述べた。

マクラーレンとホンダは、2015年シーズンを通してパフォーマンスと信頼性不足に苦しみ続け、今シーズンを前にパワーユニットの再考を強いられた。

その結果、生み出されたエンジンが1日(火)から開始した2回目のバルセロナテストに持ち込まれており、2日目にその感触を味わったジェンソン・バトンは感銘を受けている。

「パワーユニットに関しては過去14カ月で最大の改善だと言えるかもしれない。とても良い。改良はうまくいった思う。でも、他のみんなに比べればまだまだ全然だ。それはスピードトラップを見ればわかる。でも、ストレートの走り始めで違いを感じられる」とジェンソン・バトンはコメント。スピードトラップではマクラーレン・ホンダは6番手だった。

「重要なのは、この2日間を通して僕たちがかなりの周回数を重ねていることだ。今日もちょっとしたことでストップすることがあったし、赤旗中断もあったけど、今日は実際にもっと走り込めたようにも思うし、信頼性は示せているはずだ。そこがとても重要だ。いろいろと乗り越えられたと思うし、そうであることを願っている。パワーユニットのパフォーマンスを発揮するために本気でプッシュすることもできている。今まさにそこに取り組んでいる」

「まだメルボルンのスペックには程遠い。まだ多くの新しいものが投入される。今週とメルボルンのP1にもいくつかあるといいね

昨年の一番の問題はパワーユニットのタービンとMGU-Hの非効率なデザインに関連してERS(エネルギー回生システム)にあった。その影響で1周あたりのERSのデプロイメントが制限され、ストレートが長いサーキットでは160馬力以上の損失につながったとされている。

「その部分の進歩がすごい。僕たちが取り組まなければならないと思っていた部分だ」とジェンソン・バトンは付け加えた。

「昨年のコンプレッサーではデプロイメントに関してあまり大きなことができなかったけど、冬の間にできるようになったし、ホンダが本当に頑張ってテストに持ち込んでくれた」

「そこに関しては信頼性の問題がまったくない。大きな違いだ。昨年はデプロイメントがなかったので、いくつかのサーキットではレース中に毎周0.6秒失っていた。今のシステムはうまく機能しているし、ライバルに比較してもほとんど差はないと思う。良い前進だと思うし、必要な前進だと思っている」

「予選では1周すべてで使えなかったので、たぶん0.1〜0.2秒くらいだったと思う。今は楽にできているので、いい感じになっている。でも、すべてのエリアをコンペティティブにするにはもっと必要だ。パワーユニットもそうだし、マシンもそうだ。空力はきちんと競争力を発揮できるところまでまだかなり道のりがある」

進歩を実感しているジェンソン・バトンだが、それでも開幕戦に向けてあまり期待は高く持っていない。

「ターゲットは設定していない。僕の目標はプッシュして、全力を尽くす、最大限の力を出すことだけだ。その上で結果がどうなるかだね」とジェンソン・バトンはコメント。

「今、何か目標を立てることが自分にとってポジティブなことだとは思わない。ポジティブな人は、いつも可能性よりも高めに目標を設定するよね。もしかしたら、達成できるかもしれないし、他の人にノックアウトされるかもしれない。だから、あんまり意味はないかなと思う」

「後方集団に埋もれないことを願ってはいるけど、まだ競争力を発揮するにはいろいろとやらなければならないことがある。今後2日間でやるべき仕事はまだまだあるし、セットアップなどはまだ仕上がっていないので、しっかりやっていかなければならない。必要な作業がまだたくさんある」

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カテゴリー: F1 / ジェンソン・バトン / ホンダF1 / マクラーレン