ジェンソン・バトン、ベッテルの“チームオーダー無視”宣言に驚き
セバスチャン・ベッテルは、F1マレーシアGPでの行為についてレッドブルに謝罪した。
だが、マーク・ウェバーについては“勝利にふさわしくない”ので、やはり無視しただろうと中国で発言。
ジェンソン・バトンは、セバスチャン・ベッテルのキャラを考えれば、そのような発言をすることは予想外だったと述べた。
「彼がそんなことを言うなんて個人的には驚きだ」とジェンソン・バトンはコメント。
「優秀なドライバーだし、チームに愛されるタイプのドライバーだからね」
「彼は気楽なキャラクターだと思っているし、そんなことを言うなんて驚いているよ」
ジェンソン・バトンは、レッドブルがレース前にチームの意向を明確にしていれば、ベッテルが不満を抱くことはなかったと考えている。
「すでに一度やってしまったことだ。彼は自分がやってしまったことはわかっている」
「僕たちはみんな勝ちたいと思っている。でも、ポジションを守れと言われて、レース前からそれがルールだとわかっていたなら、逆のことをするべきじゃない。騒ぐならレース前に騒ぐべきだ。レース中にやることが最大の問題だと思う」
ジェンソン・バトンは、レッドブルとメルセデスがシーズンのこれほど早い段階でチームオーダーを出したのは間違いだと述べた。
「僕はチームオーダーが好きじゃない。前にも言ったことがあるよね。でも、合法なんだ」
「自分がチャンピオンシップで勝つ可能性がなくなったのなら理解できる。チームから『おまえがレースをリードしていて、チームメイトが2番手だ。彼はチャンピオンシップに勝つためにポイントが必要だ』と言われれば、納得してそうする。言われなくてもそうするくらいさ。自主的にやるよ。それが正常な行為だ」
「でも、シーズン2戦目でやるのは正しいことではないね」
関連：セバスチャン・ベッテル 「ウェバーには勝たせてもらう資格はない」
カテゴリー： F1 / ジェンソン・バトン / マクラーレンF1チーム
