F1 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ
トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1日本GPでスタートをうまく決められなかったことが、ホンダのホームレースでポイント獲得のチャンスを犠牲した悔しさをにじませた。

ブレンドン・ハートレーは、複雑な気象条件のなかで行われたF1日本GPの予選でキャリアベストとなる6番グリッドを獲得。2019年のトロロッソ・ホンダ残留にむけて戦い続けるハートレーは、鈴鹿で大量ポイントを獲得してシーズンを大きく前進させることを目指していた。

しかし、ブレンドン・ハートレーは、スタートで多くのホイールスピンによって出遅れ、オープニングラップで10番手まで後退。その後はタイヤのオーバーヒートによってペースに苦しみ、最終的に13位でフィニッシュしている。

「トロロッソの全員にとって残念な一日だった」とブレンドン・ハートレーはコメント。

「僕たちは2台が6番手と7番手からスタートしたけど、2台ともポイント圏外でフィニッシュした」

「僕に関しては、スタートの蹴り出して本当にトラクションがかからなかったし、ホイールスピンが酷かった。結果的に最初の5~6周でタイヤが激しくオーバーヒートしてしまった。本当にトラクションには手を焼いていた」

「ターン2までにすでに3~4つ順位を失っていたと思う。スタートでの手順が悪すぎたとは感じていないし、何が起こったのかエンジニアとチェックする必要がある。リアタイヤがかなりオーバーヒートしていたし、かなりセンシティブだったので、第1スティント全体に本当に影響してしまった」

「スティントの最後にはタイヤがレンジに戻って、ラップタイムは少し競争力を持ち始めた」

ブレンドン・ハートレーは、第1スティントをもっと引き延ばせたかもしれないと感じているが、ピットストップ後にウィリアムズの2台の背後に引っかかり、集団を追い抜いていかなければならなかった。

ウィリアムズの2台を攻略したハートレーだが、その後、トラクションの問題が再発し、ザウバーのマーカス・エリクソンに引っかかったことでさらに準備を上げるのは難しいと感じたと述べた。

「もう少し長くステイアウトできたかもしれないけど、ピットインしたときにウィリアムズの2台の後ろで復帰することになってしまった」とブレンドン・ハートレーはコメント。

「ランス・ストロールを抜くのに何周もかかってしまった。シロトキンはうまくオーバーテイクできたけど、その後、マーカス・エリクソンに引っかかってしまった」

「僕の方がだいぶペースは良かったけど、トラクションの問題によってオーバーテイクすることができなかったし、最後はブリスターの問題に苦しみだした。他のクルマも同じ問題を抱えて、大きな苦しみを経験していたと思う」

「僕たちはシーズンを通してタイヤにかなり優れていたけど、今回のレースは真逆だった。最初は第1スティントでの僕のクルマのリアアスクル、その後、第2スティントでは2台ともブリスターが発生した」

「だから、そうだね、何をするべきかは少しは理解できているし、何が起こったのかは正確い理解することができる。でも、あのような有望な予選の後にどちらのクルマもポイントを獲得できなかったことに失望しているのは明らかだ」

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カテゴリー: F1 / ブレンドン・ハートレー / トロロッソ / ホンダF1 / F1日本GP