角田裕毅は20番手 … F1サンパウロGP フリー走行 結果・タイムシート
2025年F1サンパウロGP フリー走行の結果・タイムシート。11月7日(金)にインテルラゴス・サーキットで2025年のF1世界選手権 第21戦 ブラジルグランプリのフリープラクティスが行われた。

トップタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)。2番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手にはニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は20番手でセッションを終えた。

■ ランド・ノリスが僅差でトップ、マクラーレンが1-2体制を築く
インテルラゴスの開幕セッションでは、ランド・ノリスが1分09秒975で首位。わずか0.023秒差でチームメイトのオスカー・ピアストリが続き、マクラーレンが序盤から強さを示した。ピアストリは最近数戦の不振から一転、初日から好調な走りを見せている。

■ 角田裕毅がバリアに接触、レッドブルに痛手
角田裕毅はコーナー出口でわずかにワイドに膨らみ、縁石に乗り上げた弾みでスピン。フロントタイヤでバリアに接触し、フロントウイング端板を損傷してピットへ戻った。修復に時間を要し、セッション後半の走行が限られる形となった。

■ フェルスタッペンは走行リズムを欠く、スプリント予選へ
マックス・フェルスタッペンは序盤からトラックリミットや交通に悩まされ、ソフト装着でも有効なタイムを出せずに終盤は走行を打ち切り。最終的に17番手(1分11秒368)でセッションを終え、スプリント予選を前に十分なデータを得られないまま終えた。

■ ヒュルケンベルグが3番手、ザウバー勢が好調
ニコ・ヒュルケンベルグが1分10秒594で3番手につけ、僚友ガブリエル・ボルトレトも5番手に食い込むなど、ザウバー勢が上位に顔を出した。ヒュルケンベルグは2010年に同地で自身唯一のポールを記録しており、今回も得意の舞台で存在感を見せた。

■ サインツが体調不良明けで復帰、ウィリアムズ勢が中団上位に
風邪の影響で前日のメディアデーを欠席したカルロス・サインツJr.は無事に復帰。1分10秒686で8番手タイムを記録し、チームメイトのアレクサンダー・アルボン(12番手)とともに堅実な滑り出しを見せた。体調面の回復とともに週末への期待が高まる。

■ 天候リスクに警戒、メキース代表「これが唯一のドライセッションかも」
ローラン・メキース(レッドブル代表)は「午後のスプリント予選は雨と強風のリスクが高い。今日のFP1を唯一のドライ走行と想定して臨んだ」とコメント。週末を通じて不安定な天候が予想され、タイヤ選択と路面コンディションへの対応が鍵となる。

2025年F1 サンパウロGP フリー走行 結果・タイムシート

PosNoドライバーチームタイムGAPLAP
14ランド・ノリスマクラーレン1分09秒975 31
281オスカー・ピアストリマクラーレン1分09秒9980.02333
327ニコ・ヒュルケンベルグザウバー1分10秒5940.61932
414フェルナンド・アロンソアストンマーティン1分10秒6060.63126
598ガブリエル・ボルトレトザウバー1分10秒6160.64132
663ジョージ・ラッセルメルセデス1分10秒6450.67035
710ピエール・ガスリーアルピーヌ1分10秒6810.70633
830カルロス・サインツJr.ウィリアムズ1分10秒6860.71136
96アイザック・ハジャーレーシングブルズ1分10秒7070.73231
1012アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス1分10秒7440.76937
1155リアム・ローソンレーシングブルズ1分10秒7940.81936
1223アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分10秒8070.83235
1331エステバン・オコンハース1分10秒9060.93129
1487オリバー・ベアマンハース1分10秒9610.98632
1518ランス・ストロールアストンマーティン1分11秒0701.09531
1643フランコ・コラピントアルピーヌ1分11秒1601.18530
171マックス・フェルスタッペンレッドブル1分11秒3681.39331
1844ルイス・ハミルトンフェラーリ1分11秒4931.51830
1916シャルル・ルクレールフェラーリ1分11秒5261.55128
2022角田裕毅レッドブル1分11秒7631.78820


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カテゴリー: F1 / F1ブラジルGP / F1レース結果