2022年 F1ブラジルGP スプリント:トップ10 ドライバーコメント
2022年 第21戦 F1ブラジルGPのスプリントでトップ10入りしたドライバーのコメント。

決勝のグリッドを決定する24周のスプリントでは、3番グリッドからスタートしたジョージ・ラッセル(メルセデス)が勝利。スプリントではあるが、自身初勝利、メルセデスにとっても今季初勝利となった。

2位はカルロス・サインツJr.(フェラーリ)が続いたが、6基目のエンジン投入によって決勝では5グリッド降格ペナルティが科られるため、3位でフィニッシュしたルイス・ハミルトン(メルセデス)がフロントローに昇格する。

1位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「この結果は、全員が懸命に努力し、チームとして前進してきたことを示している。オースティンに最後のアップデートを導入して以来、クルマのフィーリングはとても良かったけど、そこまでペースがあるとは思っていなかった。 もちろん、マックスがソフトタイヤを履いていたらどうだったかは分からない。それでもトップに立つのは素晴らしい気分だ。いい戦いだった。スプリントでは、常にリスクと報酬のバランスを管理する必要がある。あまり多くのリスクを冒して、後ろからスタートすることはしたくなかったけど、勝利も望んでいた。ルイスは8番手から素晴らしい仕事をしたし、僕たちが2人とも先頭からスタートすると思うと信じられないくらい興奮する。明日はマックスが飛ぶように速いと確信しているけど、我々は戦略を分けて勝利を狙うことができる良いポジションにいる」

2位:カルロス・サインツJr.(フェラーリ)
「しっかりしたペースがあった。何台かオーバーテイクすることができたし、しっかりディフェンスして2番手でフィニッシュできた。明日はペナルティを受けなければならず、7番手からスタートするので、非常に忙しいレースになると予想している。メルセデスもここで非常に競争力があるので、先頭で戦いたければ、まだやらなければならないことがいくつかある。でも、良いレースができると確信しているし、非常に興味深い戦いになると思う。今は明日に向けて全集中だ」

3位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「この順位にいることをとてもうれしく思う。これまでのところ素晴らしい一週間だった。僕にとって難しい予選だったけど、今日のサーキットの観衆は素晴らしかった。まず、ジョージ、おめでとう。僕のレースは8番手からの順位を上げることがすべてだった。この結果は、ファクトリーにいる全員、ここにいるトラックの全員に贈りたい。明日、先頭に並ぶことができるのは信じられないことだ。そこからはチームとして協力して、後ろの車を抑えられることを願っている。全力でプッシュしていく。タイヤのデグラデーションが良好で、天気が良ければ、良い戦いができると思う」

4位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「今日はすごく難しいレースだった。正直なところ、このようなパフォーマンスは想定外だった。短いレースでここまでペースが遅いのは望ましくないけれど、僕が思っていたよりミディアムが遅かったのかもしれない。でも、今日のようなペースでは、ソフトを履いても自分たちが求めていたレベルに到達できていたかどうかは分からない。デグラデーションが非常に悪かった原因も理解する必要がある。フロントもリアもかなり滑っていて、グリップがまったくなかったので、僕にできることはほとんどなかった。明日への自信は今のところはあまりないけれど、今夜のうちにどんな手を打てるか確認するつもりだ。分析すべきデータは多い」

5位:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「今日は良い内容ではなかった。苦しい午後になったので今夜分析すべき部分は多い。いくつかの原因でデグラデーションが想定していたよりも高く、全体的にマシンバランスが欠けていた。もっと良いペースを期待していたけれど、ポジションを上げるのが非常に難しかった。前を走っていたルイス(ハミルトン)やカルロス(サインツ)にバトルを挑めず、終盤もマックスに近づけなかった。今週末の僕たちはメルセデスやフェラーリに遅れを取っている。彼らは非常に強力で、僕たちよりもかなりペースが優れているようだ。FP2からスプリントまでの間にかなりのパフォーマンスを失ってしまった。マシンの感触はFP2の方がはるかに満足できていた。この流れが続くなら、レースでも苦戦する可能性があるので、向上して自分たちのリズムを取り戻す必要があるし、今日の内容を理解しなければならない。ここから巻き返せることを願っている」

6位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「10番手からのスタートなので、今日の目標はリスクを取りすぎずにできるだけ多くのポジションを獲得することだった。それがまさに僕がしたことであり、今日示した良いペースで、レースではチームのために強力な結果を持ち帰るためにできる限りプッシュする」

7位:ランド・ノリス(マクラーレン)
「今日はタフな一日だったけど、僕たちの主な目的はマグヌッセンを追い抜くことだったし、それができたので満足している。上位 3 チームと戦うチャンスはあまりなかったし、7位以上は期待していなかった。今日は大変だった。体調が悪く、暑かったし、このコースはハードワークだ。でも、いいレースができた。僕たちはまずまずのポジションにいるし、明日2台がポイントを獲得できれば、我々にとって本当に良い日になるだろう。今夜は懸命に働き、何ができるか見てみるつもりだ」

8位:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「今日は本当に楽しかった。1ポイントを獲得できました。アルファタウリとの 8 位争いを考えると、非常に重要なポイントでもある。このレースに勝てないことはわかっていたし、それは本当の目的ではなかった。ポールポジションからスタートするを楽しんで、それを活かしてポイントを獲得することが重要だった。夢はランド(ノリス)の前に出て、すべてのビッグマシンのすぐ後ろでフィニッシュすることだった。それは実現しなかったけど、8位のポイントには満足している。明日はその位置からスタートするけど、通常の予選なら非常に満足できるポジションだ。だから、トップ10以内からスタートして、明日もポイントを獲得できることを願っている」

9位:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
「今日はハードに戦った。僕たちの何人かはダメージを受けたエステバンの後ろでスタックしてタイムを失った。それがなければ、ケビンを最後に捕まえることができたかもしれないし、それができればポイントを獲得できた。でも、全体的には、今日は満足できると思う。ペースは良かったし、タイヤもうまく労わって、順位を上げた。今日はすべてうまくいった。明日何ができるか見てみよう」

10位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
「12位からスタートして10位でフィニッシュしたのでハッピーだ。明日の決勝を前にいくつかポジションを上げておくことが今日の目標だった。スタートは上手くいった。ソフトで最後まで走りきるのはトリッキーだったけれど良いポジションで終えることができた。良いバトルもいくつかできたし、これ以上はできなかったと思う。トップ10に入れたし、ファイトできるポテンシャルも備わっているので、明日はポイントを持ち帰れるようにしたい」

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カテゴリー: F1 / F1ブラジルGP / F1ドライバー