ルーベンス・バリチェロ ブラウンGP F1イタリアGP
ブラウンGPは、F1イタリアGP決勝レースで、ルーベンス・バリチェロが1位、ジェンソン・バトンも2位に入り、1-2フィニッシュをきめた。

5番グリッドからスタートしたバリチェロ、6番グリッドからスタートしたバトンは、それぞれオープニングラップでヘイキ・コバライネンを交わし、1つずつ順位をあげる。2ストップ戦略だった上位3台がピットインしたあと、1ストップ戦略を採ったブラウン勢は彼らをかわし、ワン・ツー体制でレースを進め、そのままフィニッシュ。

ルーベンス・バリチェロは今季2勝目。ブラウンGPにとってはモナコGP以来となる1-2フィニッシュを達成した。ちなみにバリチェロ-バトンの順での1-2は今シーズン初となる。

ライバルとなるレッドブルが、セバスチャン・ベッテルの1ポイントに終わり、レッドブル勢はエンジン面でも不利なため、ジェンソン・バトンのドライバーズチャンピオン、そしてブラウンGPのコンストラクターズチャンピオンに向けて、かなり有利な状況となった。

ルーベンス・バリチェロ (1位)
「モンツァは僕にとって常に素晴らしいトラックだし、ここで再び勝つことは本当に素敵な気分だね。僕たちは今週末、いくつか素晴らしい決断をしたし、金曜日に僕たちが成し遂げた仕事が今日の結果への鍵だった。KERSマシンのために予選を戦略的に考えなければならなかったし、1ストップ戦略が本当に成果をあげた。ヘイキの前に出るために素晴らしいスタートができたし、そこからは僕たちの前でスタートした2ストップのマシンを打ち負かすために必要なペースがあった。このような素晴らしいマシンとエンジンを設計し、組み立て、開発してくれたファクトリーとここのトラックいるみんな、ブリックスワースのメルセデス・ベンツ・ハイパフォーマンス・エンジンズに心から感謝したいし、チームは素晴らしい仕事をしているよ!次の数レースでチャンピンシップを争うためにはとても好ましいことだし、本当に楽しみにしている。3戦で2勝出来たことは本当に予想以上のことだし、全力を尽くすつもりだ。最後に、今回の勝利は今月誕生日を迎える2人の息子、エドゥアルドとフェルナンドに捧げたい」

ジェンソン・バトン (2位)
「今日は本当に良いレースだったし、再び表彰台に上がれて素晴らしい気分だ。チームとルーベンスは今週末素晴らしい仕事をした。シーズン2勝目をあげたルーベンス、おめでとう。クルマは週末ずっと非常に良かったし、レースを通してバランスも良くて、本当に重要なときに一貫して速いラップタイムを刻むことができた。土曜日の予選で僕たちが選んだ戦略は僕たちにとって完璧だったし、1周目でヘイキの前に出られたことが僕のレースにとってかなり重要だった。ルイスはレースの最後の部分で後ろからハードにプッシュしていたけど、彼を抑える自信があったし、たとえKERSがあったとしても、ここはオーバーテイクが非常に難しいサーキットだ。僕たちはブラウン・メルセデスが非常に良いクルマだということを示したし、ここ2カ月にわたって改善してくれたチームの努力に示すことができた。シーズンの終わりはとても刺激的になりそうだし、僕たち全員がその挑戦を楽しみにしている」

F1イタリアGP結果:
F1イタリアGP:バリチェロが今季2勝目、ブラウンGPが1-2!

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カテゴリー: F1 / ブラウンGP