ブラウンGP:バトンが圧倒的な強さで今季5勝目 (F1モナコGP)

ポールポジションからスタートしたジェンソン・バトンが、終始レースを支配し、自身モナコGP初勝利となる今季5勝目をあげた。
2位のバリチェロと同じくソフトタイヤ、ほぼ同じ燃料でスタートしたバトンだが、バリチェロが徐々にタイムを落としていったのに対し、バトンはタイムを落とすことなく、安定した周回を重ねた。
このロングランでのタイヤマネジメントのうまさがジェンソン・バトンの強みであり、今シーズン6戦で5勝をあげている所以だ。
現在、バトンは2位のバリチェロに16ポイントをつけてチャンピオンシップを独走している。
ジェンソン・バトン (1位)

ルーベンス・バリチェロ (2位)
「チームのために再びワン・ツーを飾れて、本当に最高だ。僕はオプションタイヤで本当に良いスタートが切れたし、1コーナーの前にキミの前に出ることができて、ジェンソンに挑戦するために最高のポジションを得られた。良いペースだったけど、彼の後ろに接近したら、マシンのエアロバランスに影響が出てしまい、リアに大きなグレイニングが生じてしまい、多くのタイムを失ってしまった。リカバーする良い戦略があったけど、それまでにジェンソンは10秒以上前にいたので、2位をキープするために予定より早くピットインした。でも素晴らしいレースだったし、チャレンジし、キミと戦うのは本当に楽しかった。まだ十分戦えているし、できるかぎり多くのポイントを集めて、ジェンソンをハードにプッシュするよ」
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カテゴリー: F1 / ブラウンGP