バルテリ・ボッタス、キャデラックF1での初仕事“シート合わせ”動画公開

ボッタスは2024年末にザウバーのシートを失った後、古巣メルセデスでリザーブドライバーを務めていたが、2026年からF1に本格復帰。アメリカンメーカーとなるキャデラックF1で、同じくベテランのセルジオ・ペレスとともにチームの第一歩を支える役割を担う。
バルテリ・ボッタスがキャデラックF1のドライバーとして、初めて公式に姿を見せた。シルバーストーンにあるチーム施設を訪れる様子が、チームのSNS投稿で公開された。
ボッタスは2024年末にザウバーのシートを失った後、古巣メルセデスでリザーブドライバーを務めていたが、2026年からF1に本格復帰。アメリカンメーカーとなるキャデラックF1で、同じくベテランのセルジオ・ペレスとともにチームの第一歩を支える役割を担う。
キャデラック、ボッタスの“初仕事”を動画公開
キャデラックはSNSで2本の動画を投稿。
1本目は、今夏にボッタスが路上で見たキャデラックSUVを指して「いいシートだ」と語った動画がバイラルになったことを踏まえた、“セルフパロディ”的な内容だった。
2本目はより正式な雰囲気で、ボッタスが実際に新シートのフィッティングを行い、その工程や理由を説明する様子が映されている。
チームは来季のデビューに向けて準備を加速させており、36歳のボッタスとペレスには、新技術レギュレーション元年となる2026年シーズンに必要な豊富な経験が期待されている。
メルセデスでの活動、アントネッリの“メンター役”にも言及
ボッタスは今年、契約に基づきメルセデス系の他チームのテストにも参加しており、若手アンドレア・キミ・アントネッリの“メンター”的存在としても注目されていた。
一方で新チームメイトとなるペレスは、2024年末にレッドブルを追われて以来マシンに乗っていなかったが、先月イモラで黒塗り仕様のフェラーリSF-23を用いたTPC(旧型車テスト)を行っている。
キャデラックF1マシンはバルセロナの公式テストで初走行予定
キャデラックF1は今週のアブダビ最終戦後テストには参加しないが、新年のバルセロナ公式テストで初走行を行う予定だ。
また、マシンのリバリー(カラーリング)は米国最大イベントであるスーパーボウルで2月に発表されることが明らかにされている。
カテゴリー: F1 / バルテリ・ボッタス / キャデラックF1チーム
