メルセデスF1のバルテリ・ボッタス 「タイトルを争う能力はある。今年は利己的にいく」
メルセデスF1のバルテリ・ボッタスは、最近のシーズンの成績にも関わらず、自分にはまだF1タイトルを争う能力があると信じていると語る。

ウィリアムズF1で4年間を過ごしたバルテリ・ボッタスは、2017年にトップチームのメルセデスF1に加入し、各シーズンでルイス・ハミルトンを追いかけた。

だが、ルイス・ハミルトンが各シーズンでチャンピオンを獲得した一方で、バルテリ・ボッタスは2017年に3位、2018年に5位という結果に終わり、2019年と2020年に2年連続で2位でシーズンを終えた。

バルテリ・ボッタスは、2021年にメルセデスF1に残留し、ルイス・ハミルトンと5シーズン目を迎える。

「F1での数年間、僕は間違いなく自分自身に過度のプレッシャーをかけてきた。外部からのプレッシャーが大きすぎたり、その逆の場合もあった。おそらく、自分サイドからのプレッシャーが十分ではなかった部分もあったかもしれない」とバルテリ・ボッタスは言った。

「その適切なバランスを見つけて、それをどう楽しむかが重要だ。唯一のことは、状況について議論されることがどれだけプレッシャーをかけているのかをチームに知らせること、そして、同じことを自問自答することだ」

「すべてにおいて自分に正直にならなければならないし、すべてのグランプリに向けて良い方法を見つけようとしなければならない」

「でも、それは難しい部分だし、すべてのスポーツで同じことだ。すべてのイベントで自分自身の100%を出し切ることができたスポーツ選手は今までに一人もいないと思う。でも、もっと頻繁にそのレベルにいる必要がある。そこが問題だ」

「僕たちがチームメイトになってからルイスが全てのタイトルを獲得してきたけど、今年もフレッシュで新しいページから始まる。自分はタイトルのために戦うことができると絶対に信じている。もちろん、それが今シーズンの究極の目標だ」

「それが僕の目標なのは確かだけど、それまでは長い道のりであり、実際に一歩ずつ踏み出す必要がある」

バルテリ・ボッタスは、自分の可能性を高めるために、2021年はこれまでよりも積極的で利己的なアプローチを採用するつもりであることを示唆した。

「今年はこれまで以上に自分自身に要求している。もちろん、やり過ぎるようなことはないけど、今シーズンの最終的な目標は、アブダビでの最後のレースに到達したときに、振り返って100%達成したと言えることだ。タイトルを獲得するためにあらゆる努力をしたとね。それが今シーズンの究極の目標だ」

「そして、それは僕が一緒に働いている人を問わず、周りのすべての人々にも同じだ。必要なサポートと情報を得るために必要なだけ要求していく」

「たぶん、そうすれば、もう少し利己的になってしまうかもしれないけど、一生のうちに持っているすべてのものを与えるには実際には1年は短い時間でだし、それが僕の考え方だ。それは僕と僕の周りの人々を含む」

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カテゴリー: F1 / バルテリ・ボッタス / メルセデスF1