F1 バルテリ・ボッタス メルセデスAMG F1
メルセデスのバルテリ・ボッタスは、F1スペインGP初日の両方のセッションでトップタイムをマーク。同じカタロニア・サーキットで実施された冬季テストと比較して、W10は“完全に別物”だと感じるほど進化を遂げていると語った。

プレシーズンテストではフェラーリが好パフォーマンスを見せる一方で、メルセデスは苦戦を強いられていたが、シーズンが開幕するとメルセデスは4戦連続で1-2フィニッシュを達成。

開幕4戦ではフェラーリも速さを見せており、メルセデスの勝利は純粋なパフォーマンスによるものではないとの見方があったが、F1スペインGPにむけてメルセデスはW10に大幅な空力アップデートを投入。初日のフリー走行ではフェラーりに0.3秒差をつけただけでなく、ロングランでも圧倒的な速さをみせた。

「クルマに新しいパーツを投入する日は、フィーリングを掴んで、本来のパフォーマンスを発揮しているかどうかを確認するという点でいつだって興味深いものだ」とバルテリ・ボッタスはコメント。

「今日のクルマの感触は本当にいい感じだったし、冬季テストとは完全に別物のようだった。コーナーリングでのパフォーマスが改善されているように思う。ラップにおけるバランスも向上しているし、僕たちは冬季テスト以降、正しい方向に進んでいるように思う」

「良い一日だったけど、まだ金曜日だし、フェラーリはとても近い。良いステップを果たしたように感じるけど、明日がどのように展開するかを見てみなければならない」

バルテリ・ボッタスは両方のセッションでトップタイムを記録したが、フリー走行1回目にはオイル漏れが発生してロングランのプログラムが妨げられた。

しかし、メルセデスはバルテリ・ボッタスのマシンはダメージを免れたと語る。

「幸いなことに、まったくダメージは引き起こされておらず、2回目のセッションの開始時に戻ることができた」とメルセデスのトラックサイド・エンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンはコメント。

「我々はここでクルマにかなり多くの新しいものを持ち込んでいるし、すべてが期待通りに機能しているかを確認するために今夜そこからのデータもチェックしていく」

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カテゴリー: F1 / バルテリ・ボッタス / メルセデスF1 / F1スペインGP