F1スペインGP FP1 結果:バルテリ・ボッタスがトップタイム
2019年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPのフリー走行1回目が5月10日(金)にバルセロナのカタロニア・サーキットで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムを記録した。
ホンダ勢は、レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーが8番手、マックス・フェルスタッペンが12番手。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが9番手、アレクサンダー・アルボンが15番手で1回目のセッションを終えた。
シーズン序盤の4戦が終わり、F1はホームグラウンドであるヨーロッパに戻ってきた。次戦スペイングランプリの舞台となるのは冬季テストが行われたバルセロナ近郊のカタロニア・サーキット。例年シーズン第2幕の始まりとも、実質的な開幕戦とも言われる戦いとなる。舞台となるカタロニア・サーキットは、さまざまな種類のコーナーがあるだけでなく、全開時の能力も必要で、マシンのあらゆる性能が試される。
現地時間11時。気温21.1℃、路面温度30.7℃のドライコンディションで90分のFP1セッションは開始。母国グランプリとなるスペイン出身のカルロス・サインツを含め、多くのドライバーがセッション開始早々にコースインしていく。
また、F1スペインGPには各チームが様々なアップデートを行うこともあり、ここでの結果が、以降のヨーロッパラウンドの行く末を占う指標になる。今年も例外ではなく、全チームがマシンに大小何らかのアップグレードを導入しており、序盤はフロービズを塗って空力のチェックをするマシンが目立った。
セッションが折り返した時点でタイムシートのトップに立ったのは1分18秒487を記録したフェラーリのセバスチャン・ベッテル。2番手にもシャルル・ルクレールが続いた。フェラーリは今大会に“スペック2”エンジンを投入している。冬季テストでは強さをみせたものの、いまだ未勝利が続くフェラーリがどこまで巻き返してくるかも今大会の注目のポイントと言える。
ピレリは、今回のF1スペインGPにC1(ハード/ホワイト)、C2(ミディアム/イエロー)、C3(ソフト/レッド)と最も硬いレンジのタイヤを持ち込んでいる。
若干風の強いコンディションのなか、コースオフするマシンも目立ったが、クラッシュなどによる中断はなくセッションは進行していったが、終了間際にランス・ストロールがセクター2でクラッシュ。セッションは赤旗中断のまま終了した。
トップタイムを記録したのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。1分17秒951をマークしたが、ハイドロ系のトラブルとオイル漏れによってセッション後半は走れず、19周で走行を打ち切っている。
2番手には0.115秒差でセバスチャン・ベッテル、3番手には0.221秒差でシャルル・ルクレールとフェラーリ勢。4番手にはルイス・ハミルトン(メルセデス)が0.624秒差で続いた。
5番手にはハースF1チームのロマン・グロージャンが進出。ハースF1チームは、グロージャンが空力アップデートを施した新スペックマシン、7番手タイムを記録したケビン・マグヌッセンが旧スペックのマシンを走らせた。
レッドブル・ホンダは、ピエール・ガスリーが30周を走行してトップから1.334秒差の8番手。マックス・フェルスタッペンはオイル漏れによって14周しか走行できず、12番手でセッションを終えた。
トロロッソ・ホンダは、ダニール・クビアトが34周を走行してトップから1.413秒差の9番手、アレクサンダー・アルボンは25周を走行して15番手タイムでセッションを終えた。
F1スペインGP フリー走行2回目は、この後22:00~23:30(現地時間 15:00~16:30)のスケジュールで行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1スペインGP
ホンダ勢は、レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーが8番手、マックス・フェルスタッペンが12番手。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが9番手、アレクサンダー・アルボンが15番手で1回目のセッションを終えた。
シーズン序盤の4戦が終わり、F1はホームグラウンドであるヨーロッパに戻ってきた。次戦スペイングランプリの舞台となるのは冬季テストが行われたバルセロナ近郊のカタロニア・サーキット。例年シーズン第2幕の始まりとも、実質的な開幕戦とも言われる戦いとなる。舞台となるカタロニア・サーキットは、さまざまな種類のコーナーがあるだけでなく、全開時の能力も必要で、マシンのあらゆる性能が試される。
現地時間11時。気温21.1℃、路面温度30.7℃のドライコンディションで90分のFP1セッションは開始。母国グランプリとなるスペイン出身のカルロス・サインツを含め、多くのドライバーがセッション開始早々にコースインしていく。
また、F1スペインGPには各チームが様々なアップデートを行うこともあり、ここでの結果が、以降のヨーロッパラウンドの行く末を占う指標になる。今年も例外ではなく、全チームがマシンに大小何らかのアップグレードを導入しており、序盤はフロービズを塗って空力のチェックをするマシンが目立った。
セッションが折り返した時点でタイムシートのトップに立ったのは1分18秒487を記録したフェラーリのセバスチャン・ベッテル。2番手にもシャルル・ルクレールが続いた。フェラーリは今大会に“スペック2”エンジンを投入している。冬季テストでは強さをみせたものの、いまだ未勝利が続くフェラーリがどこまで巻き返してくるかも今大会の注目のポイントと言える。
ピレリは、今回のF1スペインGPにC1(ハード/ホワイト)、C2(ミディアム/イエロー)、C3(ソフト/レッド)と最も硬いレンジのタイヤを持ち込んでいる。
若干風の強いコンディションのなか、コースオフするマシンも目立ったが、クラッシュなどによる中断はなくセッションは進行していったが、終了間際にランス・ストロールがセクター2でクラッシュ。セッションは赤旗中断のまま終了した。
トップタイムを記録したのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。1分17秒951をマークしたが、ハイドロ系のトラブルとオイル漏れによってセッション後半は走れず、19周で走行を打ち切っている。
2番手には0.115秒差でセバスチャン・ベッテル、3番手には0.221秒差でシャルル・ルクレールとフェラーリ勢。4番手にはルイス・ハミルトン(メルセデス)が0.624秒差で続いた。
5番手にはハースF1チームのロマン・グロージャンが進出。ハースF1チームは、グロージャンが空力アップデートを施した新スペックマシン、7番手タイムを記録したケビン・マグヌッセンが旧スペックのマシンを走らせた。
レッドブル・ホンダは、ピエール・ガスリーが30周を走行してトップから1.334秒差の8番手。マックス・フェルスタッペンはオイル漏れによって14周しか走行できず、12番手でセッションを終えた。
トロロッソ・ホンダは、ダニール・クビアトが34周を走行してトップから1.413秒差の9番手、アレクサンダー・アルボンは25周を走行して15番手タイムでセッションを終えた。
F1スペインGP フリー走行2回目は、この後22:00~23:30(現地時間 15:00~16:30)のスケジュールで行われる。
2019年 第5戦 F1スペインGP フリー走行1回目
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分17秒951 | 19 | |
2 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分18秒066 | 0.115 | 20 |
3 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分18秒172 | 0.221 | 20 |
4 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分18秒575 | 0.624 | 22 |
5 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分18秒943 | 0.992 | 25 |
6 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン | 1分19秒155 | 1.204 | 31 |
7 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分19秒180 | 1.229 | 27 |
8 | 10 | ピエール・ガスリー | レッドブル | 1分19秒285 | 1.334 | 30 |
9 | 26 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ホンダ | 1分19秒364 | 1.413 | 34 |
10 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分19秒450 | 1.499 | 25 |
11 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1分19秒511 | 1.560 | 24 |
12 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分19秒844 | 1.893 | 14 |
13 | 18 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1分19秒855 | 1.904 | 28 |
14 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分20秒021 | 2.070 | 28 |
15 | 23 | アレクサンダー・アルボン | トロロッソ・ホンダ | 1分20秒030 | 2.079 | 25 |
16 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分20秒066 | 2.115 | 33 |
17 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 1分20秒459 | 2.508 | 36 |
18 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分20秒591 | 2.640 | 26 |
19 | 88 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ | 1分20秒889 | 2.938 | 27 |
20 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分20秒990 | 3.039 | 23 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1スペインGP