バルテリ・ボッタス、ベッテルとの接触を嘆く 「誰の責任かは一目瞭然」
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スタート直後、ターン1まで2番手をキープしていたバルテリ・ボッタスだったが、ブレーキングでロックアップしたセバスチャン・ベッテルが突っ込んできたことでスピン。
このインシデントで左リアタイヤをパンクして緊急ピットインを強いられて最後尾まで後退したバルテリ・ボッタスは、フロアにダメージを負い、その影響で思うように順位を取り戻せなかった。
レース中、セバスチャン・ベッテルに接触を引き起こした責任として5秒のタイムペナルティが科せられたが、ベッテルは最終的にはバルテリ・ボッタスよりも2つ上の5位っでレースをフィニッシュしている。
ベッテルへのペナルティは公平だったと質問されたバルテリ・ボッタスは「僕の失ったものが5秒よりはるかに大きかったのは間違いない」とコメント。
「わからないけど、少なくとも処分は受けたわけだし、みんなも誰のせいかはわかっている」
レース後にセバスチャン・ベッテルから謝罪はあったか質問されたバルテリ・ボッタスは「謝ってもらったけど、なんて言っていいのかわからない。彼がしたことは変だった。でも、たぶんミスをしたんだと思う」と述べた。
バルテリ・ボッタスは、レースをリードしていたレース終盤にデブリを踏んでリタイアとなったF1アゼルバイジャンを含め、今シーズンは運に見放されている。F1フランスGP終了で優勝してチャンピオンシップ首位に返り咲いたチームメイトのルイス・ハミルトンとの53ポイント差まで広がっている。
「今日の出来事は僕のこれまでのシーズンを要約していると思う。今日は僕の日ではなかった。今日は何をやってもダメだったね。ターン1でぶつけられて、パンクチャーして、フロアに大きなダメージを負って挽回するがかなり難しくなった。でも、少なくとも数ポイントを獲ることはできた」
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