2023年 F1バーレーンGP 予選:トップ10 ドライバーコメント
2023年 第1戦 F1バーレーンGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。

ポールポジションを獲得したのはレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン。チームメイトのセルジオ・ペレスを01.38秒差で上回り、通算21回目、記念すべき2023年最初のポールシーターとなった。2列目はフェラーリの2台が独占。5番手にはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が続いた。

1番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「ポールを獲得できてとても嬉しい。正しいバランスを見つけるのに苦労していたし、自分のリズムを見つけようとずっとトライしていたので、ここまでは決して簡単な週末ではなかった。テスト全体を通してかなり良い感触を得られていたけれど、FP1でマシンに乗り込んでみてかなりショックを受けた。なぜこれほど変わってしまったのかまったく理解できなかった。全体的に見て、とても良い予選だった。パフォーマンスは上手くリカバリーできた。明日を最前列からスタートできるのはチームにとって素晴らしいことだ。チェコも隣にいるのですごく心強い。知っての通り、レースでは様々なことが起きうるけれど、チームとしての自分たちに何ができるのかを確認するのが楽しみだ」

2番手:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「0.1秒差でポールポジションを逃すと、まだできることはあったのではないかと考えてしまう。ブレーキングゾーンなどのちょっとした差だ。Q2やQ3での争いを見れば分かる通り、今日はかなり僅差だった。パーフェクトなラップができなければ5番手に沈んでもおかしくなかった。明日のレースのために予選を少し妥協した。この判断がレースでの強力なマシンに繋がることを願っている。マシンをさらに快適に感じられるようになっている。リアエンドが以前よりも少し安定したので扱いやすくなっているのでありがたい。レースではアストンマーティンやメルセデスに加え、フェラーリもトップ争いに絡んでくると思う。フェラーリは今日までここまでの速さを見せてこなかった。手の内を隠していたんだろう。シャルル(ルクレール)がファイナルランを走れていれば、ポールポジション争いに加わっていたはずだ。明日はタイヤのデグラデーションをマネージできるかどうかが命運を分けるだろう。自分たちのレースに集中することが重要だ」

3番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「ポジティブな予選だった。ポールポジション争いに加わることができたけど、これは週末を迎えるにあたって予想外のことだった。いくつかのチームがかなり接近しているようで、ドライバーやファンにとってはよりエキサイティングな展開になり、このスポーツにとって良いことだと思う。レースペースに関しては、プラクティスでライバルが非常に強かったので、少し後手に回ることになるかもしれない。明日は全力を尽くし、追加のフレッシュなソフトタイヤでいい戦いができることを期待している」

4番手:カルロス・サインツ(フェラーリ)
「今日はチームとして一歩前進することができた。昨日はクリーンな一日ではなかったので、予選までのビルドアップは難しい状況だったけど、今日はうまく反応することができた。セクター2のツイスティないくつかのコーナーで少しロスしてしまったけど、それを除けば、全体的にフィーリングは良くなっている。今は、明日を楽しみにしている。最後の1周まで戦い、良い結果を持ち帰ってシーズンを盛り上げたい」

5番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
「ここまで、週末全体がとても良い状態だったし、明日の第1戦でトップ5からスタートできることをとてもうれしく思っている。昨年はQ1で敗退してしまったけど、今は5番グリッドに並んでいる。チームのみんなが素晴らしい仕事をしてくれたので、これを土台にシーズンをスタートすることができる。明日はどうなるかわからないけど、僕たちはすべてのセッションで競争力を発揮してきたし、表彰台に近い位置でスタートすることがする。チャンスがあるのなら、それを生かしたい」

6番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「今日は予想以上に良かった。昨日の後だからね。僕たちは厳しい金曜日を過ごした。一晩で少しはパフォーマンスが上がると思っていたけど、期待以上の結果を得ることができた。僕たちが行った変更にとってコンマ1秒は見つけられるかもしれないと思っていたけど、コンマ5~6秒に近いタイムが出たので、その理由を完全に理解する必要がある。ポジティブなニュースだけど、FP3以降はパフォーマンスを最大化することだけに集中した。クルマはいい感じで走れているので、W13のときよりもずっといいスタートラインに立っている。今は問題解決よりも、グローバルなパフォーマンスを高めることに集中できる。明日は、3位争いをするいい位置にいる。フェラーリが1周のペースでは最速のクルマだったはずなのに、予選でフェラーリからコンマ3秒差というのはポジティブだ。ダークホースはフェラーリよりもフェルナンド(アロンソ)かもしれないね」

7番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「今日は結果的にもっと悪い結果になるかもしれないと思っていた。一晩で素晴らしい仕事ができたし、FP3ではクルマのフィーリングがずっと良くなった。全体として、予選はOKだった。昨日はQ3に入るのに苦労するかもしれないと思ったけど、そうではなかった。僕たちは戦いの中にいた。昨年と同じレースペースがあるかどうかはわからないけど、レッドブルの後ろのグループの中で戦えることを期待している。すべてはロングランでのペースがどうなるかにかかっている。アストンマーティンのことは純粋にうれしい。彼らの進歩やステップを見るのは素晴らしいことだ。フェルナンドは僕よりずっと長い間ここにいるから、彼がまたミックスに加わってくれるのはいいことだ。きっといいレースができるはずだ」

8番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
今日の結果には本当に満足しています。冬の間にチームとして進歩したこと、そしてハードワークが報われたことを示す結果だ。8番手からならいいレースができそうだし、明日はポイントを獲得したい。プラクティスでは、予選に向けて、クルマについて学び、スピードを上げて、リズムをつかむことに全力を尽くしてきた。今日のパフォーマンスには本当に満足しているし、事故からわずか2週間後にこの場にいられることに感謝している。明日のレースが待ち遠しい」

9番手:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「良い感触だったし、ようやくマシンをプッシュして、何ができるのか、自分たちの立ち位置はどこなのかを確認することができた。Q3に進出できたことは、間違いなくシーズンをスタートさせるのに良い方法だ。プレシーズンテストからの進歩に満足しているし、今年に入ってからのサーキットでの感触でいうとベストだった。前を行くライバルたちは速いし、僕たちにはたくさんの課題がある。でも、ポイント圏内に入ることができるマシンを手に入れたので、それがシーズン初戦の目標になるだろう」

10番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
「Q3は残念ながら完璧ではなかったけど、そのことで一日や気分が台無しになるようなことはない。 かなりまともな内容だったと思う。どのようにラップを重ねられたかにはかなり満足している。ワンラップで僕たちがいかに良い位置にいて、競争力があるかということは、昨日の時点でわかっていた。でも、本当のテストは明日になる。厳しい戦いが予想されるけど、楽しみだ」

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カテゴリー: F1 / F1バーレーンGP / F1ドライバー