F1オーストラリアGP決勝:ペレスとボッタスがピットレーンスタート
レッドブルのセルジオ・ペレスとアルファロメオのバルテリ・ボッタスは、パルクフェルメのルール下でマシンを変更し、F1オーストラリアGPをピットレーンからスタートする。

ボッタスは予選19位、ペレスは予選20位と最後尾からのスタートとなる予定だったが、彼らのチームは日曜日のメルボルンでのレースに向けてサスペンションのセットアップを変更することを決定した。

また、レッドブルはこの機会にペレスのエネルギーストアとコントロールエレクトロニクスを交換することにした。

この2つのコンポーネントは、ペレスにとって2023年の3基目となり、それぞれ2つずつしか認められていない。ペレスはすでに最後尾からスタートすることになっていたため、実質的に大幅なグリッドペナルティを受けることなく、これらのアイテムをプールに追加することができる。

スチュワードは「セルジオ・ペレスのPUコンポーネントはすべてFIA技術代表の承認なしに交換されており、これは2023年F1スポーツ規則第40.3条に準拠していない」と述べた。

「サスペンションのセットアップにさらなる変更が加えられた(書面による要請を受けたFIA技術代表の承認を得て)」

「したがって、カーナンバー11は、2023年F1競技規則 第40.9条c)に従い、ピットレーンからレースをスタートする必要がある」

同様のメッセージは、ボッタスのサスペンション変更にも言及し、パルクフェルメの規則に反するため、ボッタスもピットレーンからスタートすることを確認した。

また、レッドブルはペレスのマシンのフロントブレーキ摩擦材を交換した。ペレスは土曜日を通してブレーキに問題を抱えており、これがラップタイムを記録することなくQ1敗退の原因となっていた。

このブレーキ交換はパルクフェルメのルールに則ったものであり、ペレスがペナルティを受けることはない。

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カテゴリー: F1 / F1オーストラリアGP / セルジオ・ペレス / バルテリ・ボッタス