アストンマーティンF1の迷走に元代表が指摘「私なら避けられたミスがある」

エイドリアン・ニューウェイ体制で上位争いへの期待を集めたアストンマーティンだが、AMR26はホンダ製パワーユニット由来の振動問題や競争力不足に苦しみ、フェルナンド・アロンソとランス・ストロールは厳しい序盤戦を強いられている。
サフナウアーは、最新の『High Performance Racing』ポッドキャストでアストンマーティンについて問われ、古巣の現状に複雑な思いをにじませた。
「彼らにはもっと良い成績を出してほしい。私が採用した人たちがまだそこにいるし、彼らの幸運を願っている。もっと前方に近づいてほしい」
「もちろん、マネジメントの観点から見て、ミスがあるのは分かる。自分を褒めるつもりも、傲慢に聞こえるつもりもないが、私ならしなかったと思うミスだ」
「そのいくつかのミスは、私はしなかったと分かっている。そして、それがラップタイムを犠牲にしている」
「ただ、彼らには優秀な人材がいる。エイドリアンは我々の世代で最高の人物で、そこにいる。ホンダも多くの勝利を挙げてきたし、そこにいる。だから、うまくまとめ上げられることを願っている」
サフナウアーは2009年にフォース・インディアへ加入し、その後レーシングポイント、アストンマーティンへと移行したチームで要職を務めた。2022年1月に離脱した後は、アルピーヌのチーム代表に就任している。

ホンダは振動対策と信頼性改善を確認
一方、今週末のカナダGPを前に、ホンダ・レーシングの折原伸太郎は、マイアミGPで振動低減と信頼性に一定の前進があったと説明した。
「マイアミGPでは、バッテリーの振動低減とパワーユニット全体の信頼性について改善を確認しました」
「2026年の更新されたレギュレーション下でのエネルギーマネジメントを学ぶ重要な機会にもなりましたし、それはカナダでも続いていきます」
「モントリオールでは、ランスのホームレースということもあり、ドライバーがより自信を持てるように、扱いやすさとエネルギーマネジメント戦略の改善に集中します。実際、これはレース週末の重要な目標です」
「ドライバーがより自信を持ってコーナーに進入し、より高い速度を維持できるようにできれば、ラップタイムは改善します」
アストンマーティンはマイアミで今季初めて2台完走を果たしたが、目指す位置にはまだ遠い。サフナウアーの指摘は、AMR26の問題が単なる技術的な不具合だけでなく、チーム運営と開発判断の積み重ねにも及んでいる可能性を浮き彫りにしている。
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