「アンドレッティのF1計画が死んでいないことを願う」とザク・ブラウン
マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンは、元F1ドライバーのマイケル・アンドレッティが新しいチーム『アンドレッティ・グローバル』でF1に参入するという計画が「死んだ」のではないかと心配している。

アンドレッティ・オートスポーツは、アメリカを拠点とするモータースレースだけでなく、フォーミュラEなど世界的にも有名だ。しかし、F1とFIA(国際自動車連盟)は、アンドレッティF1チームの参戦を承認することに消極的であるように見える。

また、メルセデスF1を含むいくつかのチームは、アンドレッティがFコンコルド協定で定められた既存の10チームに分配される2億ドルの希釈防止料金を支払ったとしても、主にスポーツの収入の希薄化することを心配している。

アンドレッティのF1参戦計画は「死んだ」のかと質問されたザク・ブラウンは「死んではいないことを願っている。私は死んだとは思って位にあ」と語った。

「しかし、それは確かに多くの抵抗に直面しているようだ」

ザク・ブラウンは、F1の人気と成功が高まっていることを考えると、アンドレッティが2億ドルよりも高い金額を支払うことに同意すれば、問題は解決できると考えている。

「正しい数字はどれくだいだと思うかについてはコメントしたくないが、コンコルド協定が調印されてから現在に至るまでのF1フランチャイズの価値は急速に成長している言える」とザク・ブラウンは語った。

「最終的には、承認するための適切な数字を決定するのはF1次第だが、3年前のF1チームの価値は、今日でははるかに大きくなっている」

アルピーヌF1のチーム代表を務めるオトマー・サフナウアーは、F1の11チームに「賛否両論」があることを認めている。

「しかし、アンドレッティはモータースポーツでは有名であり、アメリカのモータースポーツでは本当に有名だ。現在、米国ではレースが増えており、アンドレッティのようなチームが収益全体を大きくする可能性があると思う」とオトマー・サフナウアーは語った。

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カテゴリー: F1 / アンドレッティ / マクラーレンF1チーム