キミ・アントネッリ F1日本GP「自信を大いに深めることができた」

アントネッリは、53周のレースにむけて6番手という予選結果に終わり、やや驚いた様子だった。ジュニア時代に一度も走ったことのないサーキットに慣れるのに苦労したと説明した。
しかし、不安をよそに、アントネッリは予選順位でフィニッシュラインを通過し、上位ドライバーたちが新しいタイヤに交換するためにピットインした後、レースで何周もトップを走るという素晴らしい結果を残した。
メルセデスでの3回目のレースで、アントネッリは経験豊富なチームメイトのジョージ・ラッセルに遅れを取らないことを証明した。彼はラッセルから1.3秒以内の差でフィニッシュし、今シーズンの獲得ポイントを30ポイントに伸ばした。
「いいフィーリングだった」と最年少ドライバーとしてレースをリードしたことについてアントネッリは語った。
「でも、僕が最も嬉しく思っているのは、中国よりもずっと良いペースで走れたことだ。特にハードタイヤでは、本当に調子が良く、安定したラップタイムを刻むことができた」
「本当に難しいスタートだったから、週末の終わりにはずっとずっと幸せを感じていた。 スタートがこれほど後ろだと、気持ちの切り替えが難しいから、精神的にもかなりきつかった」
「予選の出来にも満足しているし、今日は運転面でもまた一歩前進できた。だから、来週末に向けて自信を大いに深めることができた」
統計データ
キミ・アントネッリ(18歳224日)・最年少リードラップ(2016年のスペインGPで18歳228日だったフェルスタッペンを上回る)
・最年少ファステストラップ(2016年のブラジルGPで19歳44日だったフェルスタッペンを上回る)
カテゴリー: F1 / アンドレア・キミ・アントネッリ / メルセデスF1 / F1日本GP