アルピーヌF1 グッチとの契約交渉は「本当に難しかった」とブリアトーレ

アルピーヌは先月、イタリアの高級ファッションブランドであるグッチと2027年からタイトルスポンサー契約を締結したことを発表した。
ブリアトーレはこれまでF1で数々の大型スポンサー契約をまとめてきた実績を持つ。約40年前、ファッションブランドのベネトンとともにF1へ参入した経験もあるが、今回の契約はそれとは全く異なるものだったと説明した。
「本当に難しかった」グッチとの契約
メディアに対し、ブリアトーレはグッチとの契約について次のように語った。
「当時のベネトンはラグジュアリーブランドではなかった。ひとつのブランドであり、僕たちはベネトンというブランドとともに勝てるチームを築いた」
「今回のグッチとの契約は、私のF1人生で実現した契約の中でも最大級のものだと思う。これまでにもマイルドセブン、テレフォニカ、INGなど、多くの契約をまとめてきたが、今回は本当に難しかった」
「関係者が非常に多かったからだ。それでも非常に満足している。彼らはチームそのものの価値も高めてくれている」
「『グッチ・アルピーヌ』というブランドになり、チームの価値も向上している。そしてグッチの人々は本当に素晴らしい」
発表後3日で10億件のアクセス
ブリアトーレは契約発表後の反響の大きさにも驚きを示した。
「契約を発表してから3日間で、ウェブサイトには10億件のアクセスがあった」
「これはF1にとっても良いことだと思う」
さらに、現在F1には高級ブランドが複数参入しているものの、グッチは関わり方が大きく異なると強調した。
「F1にはルイ・ヴィトンという大きなラグジュアリーブランドもある。ルイ・ヴィトンはFOMのスポンサーであり、ある意味では競技の外側を支えている存在だ」
「しかしグッチは違う。グッチは戦いの舞台の中にいる。マシンにロゴが入り、タイトルスポンサーとしてチームの一部になっている」
BWTへの感謝も表明
グッチとの契約により、アルピーヌは2022年からタイトルスポンサーを務めてきたBWTとのパートナーシップを終了する。
ブリアトーレは長年チームを支えたBWTにも感謝の言葉を贈った。
「BWTにも感謝を伝えたい。アンドレアスをはじめ、BWTグループとは素晴らしい関係を築いてきた」
「しかし、チームのイメージや財務面をできるだけ早く成長させたいと考えたとき、グッチとの契約は完璧だった。本当に素晴らしい契約だった」
今回の契約により、アルピーヌは2027年から「グッチ・アルピーヌ」として新たなブランドイメージを打ち出すことになる。ブリアトーレは交渉の難しさを認めつつも、チームのブランド価値と財務基盤の強化につながる契約として、大きな手応えを感じていることを強調した。
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