フェルナンド・アロンソ フェルスタッペンを絶賛「F1史上最高の一人」
マクラーレン勢との激しいタイトル争いが続くなか、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、マックス・フェルスタッペンを「F1の歴史の中でも最高のドライバーの一人」と称賛した。

フェルスタッペンは現在、ランキング首位のオスカー・ピアストリから63ポイント差の3位につけており、モンツァとバクーでの連勝によって再びタイトル争いに浮上。今週末のF1アメリカGP(オースティン)を前に、チャンピオンシップは残り6戦で混戦模様となっている。

アロンソは木曜の記者会見で、今季のタイトル行方について次のように語った。

「予想するのは難しいけど……マクラーレン勢はポイントで優位に立っているから、2人の間の争いになると思う。ただ、マックスは信じられないほどのドライバーだ。もし誰かがマシンの差を覆すとしたら、それは彼だと思う」

「彼は4度のワールドチャンピオンであり、このスポーツの歴史に残る最高のドライバーの一人だ。マシンが支配的なときはシーズン中に多くの記録を打ち立てられるし、そうでないときでも予選やレースで素晴らしい走りを見せることができる。彼は非常に高いレベルにある。今年はマクラーレンという優れたマシンと戦っているけれど、もし最終戦まで僅差になったら、そのときは彼が注目すべき存在になるだろう」

アロンソはまた、フェルスタッペンが2021年にメルセデスより劣るマシンでタイトルを獲得したことを引き合いに出し、「マクラーレンの2人が有利だが、マックスならまたやってのけるかもしれない」と付け加えた。

ハースの新人オリバー・ベアマンも「マックスが最近のレースで取り戻しているポイントの勢いはすごい。3人の争いが最終戦までもつれたら面白い」とコメントした。

一方のフェルスタッペンは、自身のタイトル争いについて「確率は50/50だね。勝つか、勝たないか。それだけだ。あまり気にしていない」と軽く受け流している。

アロンソは以前からフェルスタッペンを高く評価しており、今季の日本GPでは彼の予選ラップを「マジック」と表現していた。

Source: ESPN

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / マックス・フェルスタッペン / アストンマーティンF1チーム