フェルナンド・アロンソ アストンマーティンのF1マシンで肩を負傷
フェルナンド・アロンソは、今シーズン最後のレースのチェッカーフラッグが振られた後、負傷を抱えながらレースを続けていたことを明かした。

43歳のアロンソは、アブダビのパドックでアストンマーティンのオーバーオールの肩口のチャックを下ろし、肩にピンク色のテーピングを巻いていることを示した。

F1で特に厳しい年だったかと尋ねられたアロンソは、「どのマシンに乗っていたかによるね」と語った。

「マクラーレン、フェラーリ、メルセデスに乗っていたなら、それほど大変ではない。なぜなら、マシンが跳ねたりしないし、速いからだ。僕たちのマシンに乗っていたら、肩を痛めて6レースを戦うことになる」

アロンソは、最近ブラジルで行われた、特に起伏の多い新しい路面で、すでに発症していた怪我を悪化させたと考えられている。彼はチームに、痛みのためにレースをリタイアしなければならないかもしれないと伝えた。

「まあ、痛み止めを飲んでまた走るけどね」とアロンソは語った。

「それに、年齢とは何の関係もない。体調が優れないと、みんなすぐに『まあ、彼は43歳だ』と思う。でも、別の時にはパルクフェルメが『ウォーキング・デッド』のようだったが、僕は元気だったし、彼らよりもずっと体調が良かった」

「だから、ちょっとした怪我のことも関係している。特に、マシンが落ち着いて座っていられるシートを提供できない場合はね」

アストンマーティンは今年、最先端の設備を導入し、レッドブルのエイドリアン・ニューウェイを口説き落とすなど、チームの強化に熱心に取り組んできた。

しかし、コース上でのアロンソは、2024年型アストンマーティンはグリッド上で最も遅いか、2番目に遅いマシンだと数ヶ月前から繰り返し発言している。

チームのオフトラックでの取り組みが自信につながっているかと尋ねられたアロンソは、日曜日に次のように述べた。「これ以上自信は必要ない」と語った。

「普通のマシンを手に入れられれば、可能な限り上位に食い込めることは分かっている。僕たちはここ数か月、今年自分たちが何を間違えたのかを理解している。今、その教訓を来年のマシンに活かさなければならない」

「しかし、マクラーレンやフェラーリのような優れたマシンを擁するチームを除けば、2026年は多くのチームにとって依然として大きなニュースだ。その差を埋めるのは誰にとっても難しいだろう。2025年に関しては、僕たちには選択肢がほとんどない。もう少し先を見据えて考えなければならない」

「今日でも、ウィリアムズは僕たちよりはるかに優れており、ハースは別格、アルピーヌも別格だ。RBも僕たちより前にあるべきだった。つまり、僕たちはザウバーより少し優れているだけだった」

フェルナンド・アロンソ アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

多くの観測筋は、F1でのキャリアが20シーズンを超えた今も、アロンソが結果が出ないにもかかわらずモチベーションを維持していることに驚いている。

「常に全力を尽くしている。たとえ最終的に大きな目標がないレースでもね」とアロンソは語った。

「外から見ていると、僕が年を取るのをみんなが待っているように見えるかもしれないが、今のところ、その日はまだ来ていない。14番手スタートならポイント圏内でゴールできると思う。8番手スタートなら表彰台に上れると思う。僕は常に貪欲だ」

しかし、アロンソ自身も、特にF1史上最も長いシーズンとなった今シーズンは、まだ学んでいる最中であることを認めている。

「僕たちは皆、今年、移動の仕方について学んだ」とアロンソは語った。

「ラスベガス、カタール、アブダビの3都市のように、ある場所から別の場所へ、そしてレースの合間にサウジアラビアでイベントがある。来年は48時間でも72時間でも、家に帰れるようにしたい」

「だから、来年に向けてより良いコンディションで到着できるよう、少し調整する」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / アストンマーティンF1チーム