F1:フェルナンド・アロンソ 「いつも『今の方が幸せか』と質問され困惑している」
2回のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、人々がいつも『過去よりも現在の方が幸せか?』と質問してくることに困惑していると語る。

2年間F1から離れた後、フェルナンド・アロンソは2021年にアルピーヌとともにF1復帰を果たした。多くの人々の目には、F1から離れることを決断したマクラーレンとのスティントよりもアロンソが幸せそうに見えると感じている。

40歳になったフェルナンド・アロンソは、2010年にフェラーリに加入したときも、現在のアルピーヌと契約する前に他のカテゴリーでレースをするためいF1を離れたときも、人々は同じようなことを考えていたはずだと語り、キャリアを通して同じような質問をされ、人々が自分が過去よりも現在幸せに感じているというこの絶え間ない認識について幾分困惑していると語る。

「僕がフェラーリに加入したとき、まったく同じ質問を受けた」とフェルナンド・アロンソはmotorsport-total.comに語った。

「今でも覚えている。『今幸せな理由は? イタリアのチームであり、あなたはスペイン人であり、よりフィットしているからか?』。それで僕は『イエス、多分それが理由だ。僕たちは同じユーモアのセンスと同じ南部のキャラクターを持っている』と答えた」

「僕が世界耐久選手権、ダカールまたはインディにいたときも質問された。『今よりリラックスしている理由は? F1ではイライラしているようだった』。そして、今、僕は再び同じ声明を出している」

それはフェルナンド・アロンソを混乱させているが、なぜ自分がしばしば不幸であると広く信じられているのかについての理論を持っている。彼の意見では、それはルイス・ハミルトンとの激しいチーム内の戦いに繰り広げた2007年のマクラーレン時代に由来していると考えている。

フェルナンド・アロンソは、当時の人々は、彼と彼の性格について間違った印象を持っていて、それらの誤解を他の人々が共有したことが、多くの人が自分が幸せなキャラクターだと考えていない理由だと語る。

「2007年に英国のチームで(ルイス)ハミルトンと戦ったとき、英国の環境では、人々は僕の印象を間違って伝え、間違ったメッセージを広めた」とフェルナンド・アロンソは付け加えた。

「誰もが僕がどれほどいい気分で、どれほど幸せであるかにいつも驚いている」

フェルナンド・アロンソは、F1レギュレーションが大幅に変更される2022年にフィールドの最前線で戦えることを望んでいるが、それを実現するためにどれだけの進歩が必要かは正確には分からないと認めている。

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / アルピーヌF1チーム