F1 フェルナンド・アロンソ マクラーレン スペイングランプリ
マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、オープニングラップのロマン・グロージャンが絡んだ事故を避けるために大きく順位を落とした段階ではポイントを獲得するのは無理だと考えていたと述べた。

今シーズン初のQ3進出を果たしたフェルナンド・アロンソは、全ドライバーでただ一人スーパーソフトでレースをスタート。序盤に順位を上げる戦略だったが、ターン3でのロマン・グロージャンのスピンに端を発したニコ・ヒュルケンベルグとピエール・ガスリーのクラッシュを避けるためにコース外に出なければならなかった。

それによって大きく順位を落としたフェルナンド・アロンソだったが、着実にポジションをアップ。バーチャルセーフティカー後のリスタートで何周にもわたってバトルを続けてきたシャルル・ルクレールを攻略し、8位でレースをフィニッシュ。開幕から5戦連続でポイントを獲得した。

「僕たちは予選でスーパーソフトでタイムを記録していたので、柔らかいタイヤでのスタートだったし、最初の数周で順位を上げて、早めにピットインすることを目指していたけど、1周目のターン2でのインシデントで順位を落としてしまった」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「2周目には非常に難しいポジションにいることがわかったし、今日はポイント獲得は無理だと感じていた。でも、幸運なことに僕たちは良いレースができたし、5戦連続でのポイント獲得を継続することができた。それが今日望んでいた結果だし、今は満足している」

チームメイトのストフェル・バンドーンは、ギアボックスが原因とみられるトラブルでレースをリタイアしたが、フェルナンド・アロンソは心配しながら走りたくなかったので問題についてチームに質問はしなかったと明かした。

「コース上にストップしているストフェルのクルマが目に入ったけど、何が問題だったのかは聞きたくなかった。何が起こるかについて心配したくなかったからね。僕のクルマはレース全体で完璧に機能していたし、ポイントを獲得できて嬉しく思っている」

フェルナンド・アロンソは8位でフィニッシュしたが、ルノーのカルロス・サインツが7位でフィニッシュしたことで、コンストラクターズ選手権ではルノーがマクラーレンを1ポイント上回って4位に浮上した。

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / マクラーレンF1チーム / F1スペインGP