F1 フェルナンド・アロンソ マクラーレン アゼルバイジャンGP 2018年のF1世界選手権
マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、オープニングラップでのパンクから7位まで挽回したF1アゼルバイジャンGPのレースは“ベストレースのひとつ”だと語った。

フェルナンド・アロンソは、オープニンラップでセルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)と接触して右側の前後両方のタイヤがパンク。リタイアは必至とみられた。

だが、ピットエントリーのウォールにぶつかりそうになりながらもなんとかピットまで戻ったフェルナンド・アロンソは、フロントウイングとタイヤを交換。最後尾まで順位を落とし、フロアにダメージを負いながらも粘りのレースで最終的には7位フィニッシュを果たした。

「7位は信じられな結果だ。これまでのベストレースのひとつかもしれない」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「1周目のインシデントでクルマが壊れた。2本のタイヤがパンクして、フロアにダメージを負い、フロントウイングも損傷して、ありとあらゆるものがダメージを負っていた」

「リタイアかと思ったけど、セーフティカーが入ったことで大きなダメージを受けることなく走行を続けることができた。そして、どういうわけか、僕たちにはとても競争力があることがわかった」

事故の直後、フェルナンド・アロンソは無線で怒りを爆発させていた。「1コーナーと2コーナーは慎重に行ったのにぶつかってきやがった。大馬鹿野郎だ」

フェルナンド・アロンソは、ミッドフィールドのドライバーに、序盤に猛烈に順位を上げようとするのではなく、もっと慎重になるよう求めた。

「僕に関しては異なる方法で管理することができた。1周目にグループの中でスタートするとき、みんなリフトオフすることはない」

「クラッシュしそうな状況でも、彼らはリフトオフするよりもむしろクラッシュすることを好む」

土曜日には揃ってQ2で敗退したマクラーレンだったが、ストフェル・バンドーンも9位でフィニッシュしたことで合計8ポイントを加算してコンストラクターズ選手権4位の座を堅守した。

フェルナンド・アロンソは、母国レースとなるF1スペインGPにむけてモチベーションを高める結果だと語る。

「僕たちにとってあまりいい週末ではなかったけど、2台揃ってポイント圏内でフィニッシュできたことは素晴らしい結果だし、次のレースにむけてモチベーションを与えてくれる」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「レースペースは素晴らしかった。僕のクルマは酷いダメージを負っていたけど、それでも他チームと戦うことができた」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / マクラーレンF1チーム / F1アゼルバイジャンGP