F1 フェルナンド・アロンソ マクラーレン ルノーF1
フェルナンド・アロンソは、F1バルセロナテストの初日を終え、マクラーレン・ルノーのポテンシャルには“大きなポテンシャル”があると感じたと語る。

テスト初日、マクラーレンはわずか6周目の最終コーナーでホイールナットの問題によってフェルナンド・アロンソがスピンしてグラベルに突っ込むとい劇的なスタートを切ったが、その後、マシンを修復し、最終的に51周を走行して7番手タイムで初日を終えている。

当初、フェルナンド・アロンソは5番手タイムとなっていたが、最終シケインをカッとしたとしてタイムを抹消されている。

それでも、新車MCL33とルノーのF1エンジンでの51周を終えたフェルナンド・アロンソは満足していると語る。

「ここまでのところはとてもいい感じだ」とフェルナンド・アロンソはリポーターにコメント。「もちろん、まだ非常に早い段階だけど、クルマとエンジンは順調に動いていた」

「昔からルノーの多くの人々をしっている。ガレージにいる80%の人々は知っているし、彼らの仕事の仕方やエンジンのドライバビリティやパフォーマンスにどれくらい注意を払っているかもわかっている」

「全ての走行が彼らとの素晴らしい会話だった。フィルミングデーでもここでもね。とてもスムーズに走れた。全ての新車と同じように僕たちは変更や適応しようとしていることがいくつかある。でも、エンジン面にはかなり満足しているし、マクラーレン・ルノーには大きなポテンシャルがある」

マクラーレンは、過去3年間のプレシーズンテストでホンダのF1エンジンの信頼性問題に悩まされてきた。

ルノーとの2018年のエンジンパートナーシップの初期段階はどれくらいうまくいっているかと質問されてザク・ブラウンは「全てがとてもうまくいっている」とコメント。

「我々は緊密な作業関係を築いているし、全員がオフシーズンに懸命に仕事をしてきた。我々は彼らとの仕事を楽しんでいるし、彼らも我々との仕事を楽しんでいる。ここまでは全てが非常にいい感じだ」

2010年から2013年にルノーのF1エンジンを搭載するロータスF1のチーム代表を務めていたエリック・ブーリエも、初期の進歩は「これまでのところ、かなり良い」と語る。

しかし、エリック・ブーリエは、マクラーレンはまだあまり先のことは見据えておらず、MCL33の理解に集中していると語る。

「今シーズンには多くのことを期待しているが、今はまだ期待は描いていない。まずは自分たちの位置を理解しなければならない」とエリック・ブーリエはコメント。

「シミュレーションとどれくらい相関しているかを確認するためにワーキングにフィードバックして、マシンを評価する必要がある」

フェルナンド・アロンソがグラベルにはまっている光景は、すぐにホンダ時代の暗い記憶を思い起こされた。

しかし、フェルナンド・アロンソは事故の光景は劇的に見えるかもしれないが、ライバルチームのいくつかはガレージの舞台裏ではるかに大きな困難を抱えていたと語る。

事故の間に何を考えていたかと質問されたフェルナンド・アロンソは「メディアにとっては良い一日だと考えていたよ!」とコメント。

「かなり小さな問題だったけど、とても生々しい光景だったのは明らかだ。クルマがグラベルにはまっているのは目立つからね。ガレージのドアを閉めてクルマを分解しているチームが6チームいたけど、誰も見ていない。その写真はないしね。多くのチームがトラブルを抱えている。僕たちにとってはそれはホイールナット程度のことだったということだ」

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