フェルナンド・アロンソ ホンダF1 マクラーレン
フェルナンド・アロンソは、ホンダが問題を解決するため懸命に取り組んでいるのは疑いのないことだとしつつも、来シーズンが始まるまでに勝てるエンジンを供給できるかどうかを予想するのは難しいと語った。

今年でマクラーレン・ホンダでの3シーズン目を迎えているフェルナンド・アロンソだが、ホンダのF1エンジンは上位を争うパフォーマンスは発揮できておらず、シーズン前半を終えてアロンソはまだ10ポイントしか獲得できていない。

フェルナンド・アロンソとマクラーレンの契約は今シーズン末で期限を迎え、アロンソは来月にも今後について決断を下すとされている。

今もホンダのプロジェクトを信頼しているかと質問されたフェルナンド・アロンソは「そこはみんなに示してきたはずだ」とベルギーでコメント。

「心から信頼しているし、難しい状況でも3年ここにいる。初年度は問題が多くて本当に難しかったけど、2年目は良い進歩を遂げられたと思っているし、大部分のレースを中団グループで戦っていたと思う」

「今年もかなり難しい状況でスタートしたけど、今は再び中団グループにいると思う。どんなとき僕は常にこのプロジェクトを信じてきたし、常にポジティブに考えて、楽観的であろうとしている。チームと一緒に24時間、毎日、密接に頑張っている」

「このプロジェクトに対する信頼度が高いことに驚かれることもある。ロズベルグはフェルナンドのようにはできないと言っていたし、ウェバーはどうしてフェルナンドは怒り狂わないんだと驚いていたよ」

「僕は常に冷静だ。仕事に取り組んでいるし、みんなの仕事を信じている」

「別に悪いことをと思ってしているわけではない。全員が100%を尽くしている。それができるときもあれば、できないときもある。特に短期的や中期的ではね。でも、僕はずっとチームを助けていくつもりだ」

なぜ“怒り狂わない”のかと質問されたフェルナンド・アロンソは「そんなことをしても何も得しない。何のメリットもない」とコメント。

「僕が爆発することでみんながもっと必死に頑張り、次のレースで1秒速くなるんだったらそうするつもりだ。でも、僕は精一杯の速さで走っている。みんなも力を限界まで出し尽くしているし、そこについては感謝しかない。ただ、もっと必要なだけだ」

フェルナンド・アロンソのまだ今後についてははっきりしていないが、選択肢を「9月には考える」と明かしており、マクラーレンに残留するかどうかの鍵を握るのはパフォーマンスだと強調している。

だが、フェルナンド・アロンソは、必要といているパフォーマンスをホンダが得られるかどうかを予想するにはまだ早いと述べた。

「僕は専門家ではないし、彼らのようなアイデアもエンジンを開発する知識もない」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「僕にわかるのは、彼らがエンジンを改善しようと昼夜を問わず頑張っているということだけだ。ただ、6カ月後、7カ月後にどうなっているのか、どれくらい改善しているかを予想するのは難しい。彼らが最高の仕事を果たしてくれることは確信している。改善のために全力を尽くしてくれるはずだ」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / ホンダF1