マクラーレン・ホンダ F1 フェルナンド・アロンソ
フェルナンド・アロンソは、F1オーストラリアGPでマクラーレン・ホンダに“奇跡”を期待することはできないが、開幕フライアウェイレースを見限るというオプションはないと語る。

マクラーレン・ホンダが、プレシーズンテストでまともに走れずに開幕戦を迎えるのは3年のパートナーシップで今回の2度目。

ホンダの新型F1パワーユニットは、振動が原因とみられる信頼性問題に悩まされており、メディアはマクラーレンとホンダのパートナーシップは崩壊の一途をたどっており、マクラーレンはすでに代わりのエンジンオプションを検討しているとの報道が盛んになされた。

F1バルセロナテストでは、ホンダの新型F1エンジンを“パワーも信頼性もない”と酷評したフェルナンド・アロンソだが、少なくとも再びバルセロナに戻るまでにはMCL32で競争的なラップタイムをプッシュしていくことができることを期待している。

「状況を改善し、少しでもここで競争できるよう準備して到着するために、チームはとても懸命に頑張ってきた」とフェルナンド・アロンソは Sky Sport F1 に語った。

「でも、F1では2週間で奇跡は起こらないし、難しい週末になると予想している」

「僕たちは解決しなければならない問題があることに現実的にならなければならない。でも、同時にこれはレースであり、テストではない。ここでは何が起こるかわからない」

「リタイアが出る可能性もあるし、僕たちは今週末から知識とポジティブなことを得るつもりで週末に臨む必要がある。冬季テストではまったくプッシュできなかったので、もう少しプッシュして、限界を探れればいいね」

今週、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、準備の状況を強調し、今週末については“いかなる約束も予測もしない”と語る一方で、ホンダはエンジンマッピングと他のエリアで前進することができたと述べている。

トラブルによって、マクラーレン・ホンダは、開幕戦4戦のフライアウェイレースを事実上見限らなければならないのかと質問されたフェルナンド・アロンソは「僕は何も見限ってはいない。僕たちは改善するために、4戦、6戦、8戦と待つためにここにいるわけではない。僕たちは明日にも改善する必要がある」とコメント。

「明日がうまくいかなければ、土曜日にむけて改善する必要がある。土曜日の予選で良いポジションを獲得できなければ、日曜日に改善する必要がある」

「それがF1だし、チャリティーマッチではない。あちこちで楽しめるようなね。これはF1だ。僕たちは競走しなければならないし、敵を倒さなければならない。僕たちは一番になる必要がある。それが究極の目的だ」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / ホンダF1 / マクラーレンF1チーム