フェルナンド・アロンソ
フェルナンド・アロンソは、バルセロナテスト2日目にF2012で87周を走行し、4番手タイムとなる1分23秒180を記録した。

フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「エキゾーストや他のエリアに様々なコンポーネントを試している。それにトラックでもマラネロでもパフォーマンスを改善させるために全員が懸命にデータ分析に取り組んでいる。時間がかかる仕事だ」

「僕たちはヘレスで、バルセロナではより堅実なベースからスタートしたいと言っていたし、実際にそうなっている。来週の最終セッションでも同じであることを願っている。そこから僕たちが実際にどの位置にいるかを理解できるメルボルンにむけて可能な限り準備できるようにすべてをまとめていく。僕たちの目標は野心的だけど、僕たちがフェラーリであることを考えればそうあるべきだし、それはずっと変わらない。開幕戦から勝てるような状態にしたい。今日、僕たちはおそらく最速ではなかったけれど、一番遅かったわけでもない。オーストラリアでは気温も違うだろうし、僕たちが他と比べてどの位置にいるかわかるだろう」

「現時点で、僕たちは望んでいる位置にいないし、オーストラリアで望んでいる位置でもない。で、僕は楽観的なままだ。まだテストは6日間あるし、それでどうなるか見守るつもりだ。他が何をしているかを言うのも難しい。レッドブルがとても強いのは間違いない。過去3年間の彼らを見ていれば当然のことだ。でも、例えば後方にいるように見えるマクラーレンやメルセデスが強くないとは言えないし、レッドブルよりそうかもしれない。とても革新的なアイデアを盛り込んだより複雑なマシンなので、僕たちにとって今年はこれまで以上に困難な冬になっているけど、こういうマシンは走らせるドライバー、動かして開発するエンジニア、1日に20時間以上を費やすメカニックなど、全員の大きな努力が必要だ。いつだって、すぐに準備ができていて、速くて、信頼性のあるマシンがあれば素晴らしいけど、それは必ずしも勝利と同義ではない。去年、僕たちは最初のテストの終盤にレースシミュレーションを行なったけど、メルボルンではポールポジションから1.5秒落ちだった」

「これまで見てきたところでは、僕たちはタイヤのウォーミングアップで常いよい仕事をしているし、すぐに最大限を引き出せている。今年は異なる種類のタイヤ間のパフォーマンス差が縮まっているし、2011年に見たようなコンパウンド間の大きな違いはない。特にコーナー出口で、空力面で進歩する必要があるのは確かだ。全てのドライバーが常により多くのグリップとダウンフォースを望んでいるけど、外部から他チームのパフォーマンスを判断することはできない。僕たちは、ごく初期の段階から完璧に全体像がわかるマシンを望んでいるのかもしれない。でも、僕は強いけど遅いマシンよりも、速いマシンを得て、それから信頼性を高めていく方がいい」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / スクーデリア・フェラーリ