フェルナンド・アロンソ
フェルナンド・アロンソが、F1トルコGPへの意気込みを語った。

フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
ヨーロッパのレースでいつも使うチャーター便でチームと一緒に今晩イスタンブールに到着した。月曜日の夜からマラネロにいた。シーズンのヨーロッパでの最初の数レースに備えてシミュレーターでの作業を予定していたし、150°イタリアにどのような開発を入れるかを議論するためにエンジニアと会うにはパーフェクトな機会だった。

すでにトルコにいくつか新しい空力コンポーネントを持ち込んでいるけど、今後のレースではさらなるアップデートが到着することになっている。トップ争いに返り咲くためには、パフォーマンス面、特に予選で大きな前進を果たさなければならないことはわかっている。イスタンブールでは大きな変化は期待していない。金曜日に新しいパーツが期待通りに働くかを見てみるつもりだけど、他チームもここ数週間なにもせずにいたわけではないことはよくわかっているので、今日の時点で僕たちがライバルと比較してどの位置にいるかを言うのは不可能だ。

いつもより少し長い休みだったし、ヨーロッパ外での最初のレースのあと一息つくのに役に立った。大部分を家族と過ごしたけど、主に自転車に取り組んでトレーニングレベルをアップすることにも集中していた。

イスタンブール・サーキットは、異なる種類のコーナー、大きなアップダウンがあって非常にテクニカルだし、過去にオーバーテイクが可能だった場所がいくつかある。今年は可変リアウイングのおかげでさらに多くなるだろう。可変リアウイングは、オーバーテイクをより簡単することにおいて重要な役割を果たすことがわかったけど、中国ではっきりわかったように、追い越しに最大の影響を及ぼす要素はタイヤ性能の違いだ。タイヤにトラブルを抱えている場合、タイヤが2〜3周分新しいとしても、ポジションを守ることは非常に難しくなる。通常、イスタンブールのレースは、タイヤにかなり厳しいので、金曜日のフリープラクティスでタイヤの挙動を理解することが非常に重要になる。現時点で、特に金曜日は天気予報が非常に不安定に見えるので、今週末はさらに未知数になっている。

最終結果についての予想はしたくない。僕たちにとってタフであることはわかっているけど、懸命に作業して、うまくやろうという意志は失ってはない。ここ数日間、ドメニカリからメカニックまでマラネロの全員ができるだけ早く彼らの担当する分野の状況を改善するために懸命には働いているのを見てきた。仕事を成し遂げたいという大きな願望がマラネロの人々を非常に特別な気持ちにさせている。



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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / スクーデリア・フェラーリ / F1トルコGP