アルファロメオF1 「2020年マシンの予選ペースは“大惨事”」
アルファロメオF1のチーム代表を務めるフレデリック・バスールは、チームがグリッドの最後列から抜け出すには“時間がかかる”と認める。

開幕3戦でアルファロメオF1の2台はすべてQ3で敗退。第3戦ハンガリーGPでは、昨年までのテールエンダーだったウィリアムズに敗れ、最後列に並ぶことになった。

「メルボルンに向けて出発したとき、いくつかの生産物があり、それらをスピルバーグに持ち込んだ。しかし、それは明らかに十分ではなかった」とフレデリック・バスールは Auto Hebdo に語った。

「レースペースはかなり優れていますが、予選でペースは大惨事だ」

「落ち着いて、過剰反応せず、理解することに務める必要がある。現実的でなければならない。予選でパッケージをうまく利用できない限り、このハンディキャップを抱え続けることになるだろう」

「我々の予算に関する不確実性もあるので、それは時間がかかる。カレンダーにどれくらい多くのレースが開催されるかついてのもっと良いアイデアを得られるまで、ベルトを締める必要がある」

アルファロメオF1の問題の一部はフェラーリのF1エンジンにあると推測されている。2019年の合法性のストーリーに続いて、2020年のフェラーリのF1エンジンは大きく後退した。

それについて質問されたフレデリック・バスールは「我々に委ねられている部分とそうではない部分がある」と語る。

「我々が関与できる部分に関しては、かなり迅速に修正することができる。もう少し予選で上位に着けることができれば、ポイント圏内に進むことができるだろう」

また、アルファロメオF1はパフォーマンスに苦戦するなかで、キミ・ライコネンがシーズン終了後にレースシートを失う可能性があると噂されている。フェラーリのアカデミードライバーであるミック・シューマッハとロバート・シュワルツマンが2021年のシーズンにリンクされている。

キミ・ライコネンの士気は下がっているのではないかと質問されたフレデリック・バスールは「それはハンガリーでの彼のレースを見た後に使うべき言葉ではないだろう」と答えた。

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カテゴリー: F1 / アルファロメオF1チーム