アレクサンダー・アルボン、不本意な10位「一つもいいラップはなかった」 / レッドブル・ホンダ F1ロシアGP 決勝
レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、2020年のF1世界選手権 第10戦 F1ロシアGPの決勝を10位で終えた。

予選後にギアボックスを交換したことで5グリッド降格の15番手からレースをスタートしたアレクサンダー・アルボン。序盤のセーフティカー走行中にハードタイヤに交換したアルボンは、27周目にピットへ入り、ミディアムタイヤを履く2ストップ作戦を採用。

一時は最後尾を走りましたが、アントニオ・ジョヴィナッツィ(アルファロメオ)をターン13のアウト側からオーバーテイクするなど、見事な走りを見せて10位入賞を果たした。それでも、まったくレースには納得していないとアレクサンダー・アルボンは振り返る。

「今日は1ポイントを得るために多くの仕事をしなければならず、簡単なレースではなかった」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

「序盤はハードタイヤを履いて集団の中での走行となり、なかなかオーバーテイクできずに大きくロスしてしまった。ミディアムタイヤに交換してからは少しよくなったので、できるだけ順位を上げようと取り組んだが、なかなか難しく、フラストレーションの溜まるレースだった。常にトラフィックの中にいてクリーンエアで走れず、一つもいいラップはなかった」

「ギアボックス交換のペナルティーを受けたので、今日はダメージを最小限に抑えるレースだったし、すでに頭をドイツへと切り替えている。2週間後はもっとスムーズなレースウイークになればと思う」

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