アレクサンダー・アルボン 「1戦ごとにマシンは着実に進歩している」 / レッドブル・ホンダ F1ロシアGP プレビュー
レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンが、2020年のF1世界選手権 第10戦 F1ロシアGPへの意気込みを語った。

「3連戦が続いたのは、かなり過酷だったね(笑)。オフの期間はあっという間に過ぎてしまったけど、みんなも同じ感覚だったと思う」とアレクサンダー・アルボンは語る。

「前回の3連戦は特に長く感じたので、家で過ごす時間を取れてよかった。とはいえ、1レースでも3連戦でも、常に気合を入れて準備しているという点ではあまり違いはないけど、今回のように通常のレースウイークになるのはいいことだ」

「ムジェロでのF1初表彰台を振り返りったけど、心からうれしくて、サポートしてくれたチームには本当に感謝している。彼らは成果に値するだけの仕事をしてくれたし、僕自身もそれにふさわしい走りができたと思う。いい1日になったし、表彰台の下でみんなが喜んでいるのを見るのはすばらしい気分で、その仕事に報いることができてよかった。また、表彰台にタイ国旗が飾れたこと、そして僕が初めてそれを果たせたことには、とても特別な思いがある。タイで僕を応援してくれている皆さんのためにも、国旗をたなびかせられたことを誇りに思う。本当にすばらしい1日だったので、これを続けていきたい。少し冷静になって、さらなるトロフィーを獲得していきたいね!」

「ソチは、僕たちのチームにとっては、最高のサーキットとは言えないけど、今季ここまでのレースのように、コースに出るまで何が起きるか分からない。どうなるか見ていきたいけど、希望を持ってソチへ向かおうと思う。かなり独特なコースで、ドライビング面だけを見ればほかのコースのほうが好きだ。似たようなコーナーが多いので、1つでうまくいけばコースの大半で強さを発揮できるけど、最終セクターはかなりテクニカルなのにグリップが低いので、特にプッシュしているラップではホイールスピンに気を付ける必要がある。ソチはほかのマシンを追いかけ回せるので、レースをするにはいいコースだと思う。ファンの皆さんにいい戦いを見せられるようにしたい」

「ムジェロでは、メルセデスとの予選の差は縮まったように見えた。さまざまな面で近づいてきていると、希望が持てる結果だ。リザルト上でも、ムジェロは僕らにとってかなりいいサーキットになったけど、実際は1戦ごとにマシンが着実に進歩している。おそらくモンツァは例外だけど、今後はダウンフォースの増えるサーキットになるので、僕たちの競争力はさらに増すと思う。メルセデスがベンチマークになっているけど、そこに追いつくことが目標だ」

「僕がロシア文化に詳しいと言われているみたいだね(笑)。 ロシア語は少し話せるけど、あまり得意ではない。単語を少し知っているくらいなので、クイズは出さないでほしい” カート時代に6人のチームメートがロシア人で、いまでも友達付き合いをしている仲間がいる。彼らからいくつか変わった単語を教わっただけだ」

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カテゴリー: F1 / アレクサンダー・アルボン / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1ロシアGP