F1 アレクサンダー・アルボン 「まだマシンの理解に課題と改善点がある」
レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンが、F1イタリアGPへの意気込みを語った。

レッドブル・ホンダでのデビュー戦となった前戦ベルギーGPでは17番手から5位入賞と素晴らしいスタートを切ったアレクサンダー・アルボン。だが、まだ課題と改善点があると感じており、マシンの理解を深めていきたいと語る。

「モンツァでのレースを楽しみにしている。ゴーカート時代には2年間イタリアに住んでいたので、友達もたくさんいる。先週末はいろんなことがありすぎて、記憶が少しあいまいになっている。僕が淡々として見えたのも、それが理由のひとつかもしれない」とアレクサンダー・アルボンは語る。

「レースウイークがいつの間にか終わっていたような感じもあったので、振り返る時間をきちんと取り、チームとともに何をすべきかを確認する。5位というのは素晴らしい結果だったが、まだ課題と改善点があるので、今週末に向けた‘宿題’をきちんとこなして、マシンの理解を深められるようにしている」

「モンツァでは、スパでの取り組みをそのまま継続することになる。引き続き、できる限り多くを学んでいきたいと思う。スパとモンツァが連戦になっているので、日曜にレースを終え、水曜にシミュレーターへという流れで動くことができ、記憶が鮮明なままレースウイークに臨める。思い出す時間が不要になるのは、いいことだ」

「僕自身としては、今回はもっと予選での走りにフォーカスしていくことになると思う。予選アタックは楽しいけど、スパではペナルティーが決まっていて、レースでの走りに重きを置いていた。僕らにとってモンツァは相性がいいとは言えないが、今回はマシンの経験があるので、FP1はもう少しスムーズに進められるはずだ」

「また、先週、サーキットに着くまではチームメンバーのほとんどを知らなかったが、みんなとてもフレンドリーで、最高の雰囲気だったし、どうやって仕事を進めていくのかも理解できた。さらに、先週と違って耳に入ってくる雑音や忠告なども減るだろうから、より穏やかにレースウイークを迎えることができるはずだ。現場ではドライビングに関することに集中したいからね。課題はるけど、F2では昨年3位になっているし、ポールポジションとも0.1秒差だったので、大失敗はしないはずだ」

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