F1アブダビGP 決勝 ハイライト動画:ラストレースの角田裕毅は14位

マックス・フェルスタッペンがアブダビGPで完璧なレース運びを披露して優勝を飾ったが、タイトル奪還にはわずかに届かなかった。オスカー・ピアストリの後方3位でフィニッシュしたランド・ノリスが、2025年F1ワールドチャンピオンを獲得した。
レッドブルのフェルスタッペンはポールポジションから首位を守ってオープニングラップを制すると、ピアストリはマクラーレンのチームメイトであるノリスを見事にオーバーテイクして2番手へ。オーストラリア人ドライバーはそこから41周にわたるハードタイヤのロングスティントに入った。
一方ノリスは、異なる戦略を選択したことで1回目のピットストップ後にDRSトレインへと戻る展開になったが、前走車を次々とオーバーテイク。ランス・ストロールとリアム・ローソンを一度に抜き去る鮮やかなダブルパスも決め、ふたたび上位へ浮上した。
その後ノリスは着実にトップ3へ戻り、タイトル獲得に必要なポジションを確保。フェルスタッペンはピアストリに12秒差をつけて優勝したものの、最終的にノリスがわずか2ポイント差で年間王者となった。
さらに後方では、シャルル・ルクレールが序盤にノリスへ強いプレッシャーをかけたものの4位でフィニッシュ。メルセデスのジョージ・ラッセルが5位で続き、フェルナンド・アロンソが6位。7位には力強い走りを見せたエステバン・オコンが入り、ルイス・ハミルトンが8位、ニコ・ヒュルケンベルグが9位、ストロールが10位で今季最終戦を締めくくった。
F1ラストレートとなった角田裕毅は、マックス・フェルスタッペンを援護するためにハードタイヤでスタート。序盤のロングスティントでランド・ノリスを抑える“壁役”としてノリスにプレッシャーを与えたが、進路変更のペナルティ(5秒)も受け、最終結果は14位だった。
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