F1アブダビGP 予選 ハイライト動画:角田裕毅は旧型フロアでQ3進出10番手

マックス・フェルスタッペンが、タイトル決戦となるF1アブダビGP予選で鮮烈なパフォーマンスを披露し、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリを抑えて重要なポールポジションを手にした。逆転で5度目の王座を狙うフェルスタッペンにとって、これ以上ないスタート位置となった。
フェルスタッペンはQ3最初のアタックで暫定トップに立つと、続く2回目のアタックでも自己ベストを更新し、1分22秒207を叩き出して他を寄せ付けなかった。首位のノリスから12ポイント差で臨む決勝に向け、タイトル争いの主導権を引き寄せた形だ。
ノリスは最後のラップでチームメイトのピアストリを0.029秒差で上回り2番手につけ、マクラーレン勢が2台揃ってトップ3を形成。メルセデスのジョージ・ラッセルが4番手、パフォーマンスを立て直したシャルル・ルクレールが5番手に続いた。
一方で、フェラーリのルイス・ハミルトンはFP3のクラッシュから巻き返しを図ったものの、3戦連続のQ1敗退となり16番手スタート。厳しい週末が続いている。
レッドブル・レーシング最後の予選となった角田裕毅は、FP3での接触に伴い旧型フロアへ戻す不利な状況ながら、見事Q3進出を果たした。最終アタックではトラックリミット超過の可能性を気にしつつも、フェルスタッペンのタイトル挑戦を支える走りを見せ、10番手に食い込んだ。
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