2022年 F1アブダビGP 予選:トップ10 ドライバーコメント
2022年 第22戦 F1アブダビGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。

ポールポジションを獲得したのはレッドブル・レーシングの王者マックス・フェルスタッペン。ただ一人だけ1分23秒台のタイム(1分23秒824)をマークし、今シーズン7回目、通算20回目のポールポジションを獲得。2番手にチームメイトのセルジオ・ペレスが続き、レッドブル・レーシングがフロントローを独占した。

1番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「今日はこれ以上ない結果が得られた。トウが上手くいってフロントローを独占できた。僕たちはコース上で自分たちの仕事をやってのけた。チームとしてほぼパーフェクトな予選を過ごすことができたので、明日がとても楽しみだ。最も重要なのはチェコがシャルルより上のポジションをキープすることなので、そのために自分たちにできることをするつもりだ。僕たちのマシンは間違いなく速いと思っているけれど、他のチームがロングランのパフォーマンスを今夜のうちにどれだけ高めてくるかはまったく分からない。ブラジルでの僕たちはいくつかのミスを犯してしまったけれど、僕たちはそこから学び、自分たちに相応しいポジションに戻ってきた」

2番手:セルジオ・ペレス(レッドブル)
「ファクトリーとアブダビにいる全員にとって素晴らしい結果だ。明日は仕事を完遂して目標のリザルトを手にできる絶好の位置につけている。今日はマックスと良いチームワークができた。レースに向けて2台揃ってできるだけ上位に位置することが重要だった。Q1とQ2の僕は強力だったので、もっと上の順位を望んでいたけれど、Q3は特にファーストランが理想的ではなかった。わずかに遅れを取ってしまい、結果としてポールに届くラップにはならなかった。とても長いレースが待っているので、明日は仕事をやり遂げ、チームのために最高のリザルトを持ち帰る必要がある。スタートを上手く決めてシャルルを引き離すことが重要だ。レースペースが良好で、ハードにレースを戦えるという自信を持って明日に臨む。ブラジルに比べると、パフォーマンスにはかなり満足している。ドライバーズ選手権で2位を獲得できれば最高の1年になるだろうし、チームの歴史に刻まれるはずだ。ハードワークをして成功を収めたい」

3番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「今日は3番手が達成できるベストだった。アブダビではよくあることだけど、最終セクターでリアタイヤがオーバーヒートするなど、特にタイヤマネジメントに関しては非常にトリッキーな予選だった。カルロスが僕のすぐ後ろからスタートするので、協力してライバルたちにプレッシャーをかけ、シーズンを最高の形で締めくくりたい」

4番手:カルロス・サインツJr.(フェラーリ)
「ペースとクルマのセットアップで一歩前進したので、今日はチームにとって堅実な予選だった。アウトラップのトラフィックで温度をすべてを合わせるのに妥協したので、Q3での最後のアタックには完全に満足していない。素晴らしいラップをまとめられらなかった。でも、マシンのフィーリングには満足しているし、明日に向けて良い位置につけていると思う。まだ多くのポイントを争うことができるし、最後までプッシュするつもりだ」

5番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「難しい週末になるだろうと予想してここに来たけど、ポールポジションまでコンマ8秒のギャップがあるとは予想していなかった。今日はトップカーに対してストレートで0.6秒負けていた。全力を尽くしたので、少し驚くべき結果だし、レッドブルとフェラーリに大きく遅れをとっている。明日のレースペースが今日の予選ペースよりも良いことを願っている。このトラックではバウシングもあり、それがパフォーマンス不足とシーズン全体で経験したブレーキの温度差の問題を助長している。チーム全体がこれらの問題を修正するために懸命に取り組んでおり、特に来年にむけて素晴らしい仕事をしている。明日とシーズン最終戦を楽しみにしている!」

6番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「予選でもっと良いラップタイムを期待していた。でも、これまで見てきたロングランのペースは競争力がありそうなので、明日のレースではより良いポジションにつけられるはずだ。アブダビのようなサーキットでの現在のクルマのパフォーマンスを見れば、グリッドポジションは妥当に見えるけど、ブラジルでの結果を踏まえると、おそらくもう少し上を望んでいた。だから、もう少しフロントに近づきたかったけど、レースではもっと良い場所にいるはずだ。さまざまな戦略オプションがたくさんあるので、明日は興味深いものになるだろう。 レッドブルは手の届かないところにいると思うけど、フェラーリをチェイスできることを期待している。 明日が何をもたらすか見てみよう。フィニッシュラインまで全力で戦う」

7番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
「良い予選だった。 今日はクルマからすべてを出し切ったと思うので、満足している。クルマをプッシュする自信がなくて少し苦労したけど、同時にベストポジションを確保できた。良いスタート位置が得られたので、明日はそれを良いポイントに変えたい」

8番手:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「今日の予選にはとても満足しているし、チームはシーズン最高の1つとも言えるセッションのために本当によくやってくれた。今日はマシンのパフォーマンスを最大限に発揮しようとしていたし、すべての走行で一歩前進したように感じた。今週末のメインのライバルは速いし、おそらく当初考えていたよりも速いので、明日は良いレースをしてポイントを取り戻すことに集中する必要がある。残り1レース。これまでで最高のレースにしよう」

9番手:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
「全体として、F1での最終予選は良いセッションだった。今週末、クルマは僕が望んでいたことをやってくれているし、それがこの結果に貢献した。とてもモチベーションが高かったし、今日は少し追加でやる気が溢れているようにも感じた。Q1とQ2は最終コーナーでレッドブルのトラフィックがあったけど、Q3のラップはクリーンだった。 F1での最後のレースである今回のレースを楽しみにしている。アストンマーティンF1のみんなとの旅を終えるにあたり、チームに良い結果をもたらすことができることを願っている。ここではどんなことでも起こる可能性があるし、明日はチャンスを最大化するように頑張るつもりだ」

10番手:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
「Q3進出に満足している。今年は確実なことではなかったからね。だから、その観点で、セッション全体に参加して、グリッド争いに参加できたことを嬉しく思う。10番手だったけど、少し希望を持てるほどの競争力があった。ミドルセクターだと思うけど、あまりうまくいかなかった。コンマ1秒くらいはテーブルにあったはずだし、ベッテルやオコンとの戦いに絡めたかもしれない。とはいえ、明日を楽しみにしている。スタートからアタックして、いくつか順位を上げて、トップ10での戦いに戻るつもりだ」

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カテゴリー: F1 / F1アブダビGP / F1ドライバー