ウィリアムズ、チームオーダー論争をF1ファンとドライバーに謝罪
ウィリアムズの副チーム代表クレア・ウィリアムズは、バルテリ・ボッタスの方が速かったので、フェリペ・マッサにチームメイトを先に行かせるよう要求したのは誤りだったとバーレーンでリポーターに述べた。
チームオーダーのチーム無線は、テレビを通じて世界中に配信されたが、フェリペ・マッサはチームオーダーを無視して、バルテリ・ボッタスの前でフィニッシュした。
ウィリアムズがフェリペ・マッサへの無線で使ったフレーズは、フェラーリ時代の2010年 F1ドイツGPでの悪名高いフレーズ「Fernando is faster than you」とほぼ同じだった。
「我々のファンは、ドライバーにレースをさせることを期待しています。大きく失望させてしまいました」とクレア・ウィリアムズは述べた。
「我々のファンに謝罪したいです。我々はベストなやり方で取扱いませんでしたし、彼らを失望させることは我々が行いたいやり方ではありません」
「特に我々のドライバーのどちらのためにも状況をうまく取り扱うことができなかったので、もちろん、ドライバーにも謝罪しました」
「もう手順ははっきりしているので、再び起こった場合のための準備はできています。全てのシナリオに準備ができているというわけではありませんが、状況をカバーできると期待しています」
「与えられた指示は、歴史を考えれば、最適なアドバイスではありませんでした。ですが、ピットウォールに座っていたエンジニアも人間であり、非常にプレッシャーの高い環境にいます。間違った判断をすることもあります」
「結局のところ、我々は人間です。しかし、我々がそのような誤りを指摘し、手を挙げてること、それが最も重要なことです」
だが、ウィリアムズは、ドライバーはチームの利益のためにレースをしなければならないと提案した。
「我々はレーシングチームであり、コンストラクターズ選手権で最大量のポイントを獲得する必要がありますし、我々のドライバーは二人ともそれを理解しています。チームとして、確実に最大量のポイントを集めるための判断です」
「我々の目標は、最大量のポイントを獲得し、ドライバーにレースラックでレースをさせることです」
カテゴリー： F1 / ウィリアムズ・レーシング
