トロ・ロッソ ヘレス・テスト2日目
昨日はレッドブル・ファミリーの一員であるセバスチャン・ブエミがテストを行ったが、今日はブエミよりもF1で有名なドライバーがSTR3のコックピットを試した。それは、佐藤琢磨だ。

今年のスペインGPが最後のF1レースとなった佐藤は、セッション序盤はクルマの感触を確かめながらのセットアップ作業に取り組んだ。佐藤は午前中のセッションで空力テストも終えているが、結果はポジティブなものだった。明らかにこれまでのF1での経験が光った彼の仕事ぶりにチームは満足している。しかし、午後のセッションで雨が降り出したために、テストはそこで打ち切りになった。ウェット・コンディションで評価するものがなかったのと、クルマに慣れていないドライバーでリスクを冒したくなかったからだ。

「午前中のセッション開始直後は空力データを収集していた。その後、セッションの終わりまでタイム計測走行を行ったので、クルマの感触を実際に確かめることができた。楽しく走ることができたよ」と、テストを終えた琢磨はコメントした。「残念ながら午後は雨が降り始めたので走行をストップした。午後は本格的に走る予定だったので楽しみにしていたが、本当に残念だった。天気のコンディションが悪くて最後まで走ることはできなかったが、STR3を運転するのは本当に楽しかった。今回の素晴らしい機会を与えてくれたレッドブルとチームに心からありがとうと言いたい」

Driver:Takuma Sato
Chassis STR3-02
Best time: 1:19.574
49 laps

(トロ・ロッソ 公式サイトより)

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カテゴリー: F1 / トロロッソ