2008年 F1ハンガリーGP予選 ドライバーコメント
FORMULA 1 Magyar Nagydij 2008

1位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「チームがここ数週間にわたって絶え間なくマシンを改善させる素晴らしい仕事をしたし、今日僕たちが達成したことを本当に誇りに思う。ヘイキとフロントローを獲れて最高だね。いくつかのレースではそれを達成できそうだったので、抜きにくいトラックで達成できたことには本当に満足している。現時点でチーム内のハーモーニーは素晴らしいし、僕たちは本当にこの結果に値していると思う。これ以上のポジションはないね。僕たちは二人とも明日のために良い戦略があるし、優勝にチャレンジするよ。 」

2位 ヘイキ・コバライネン (マクラーレン)
「最後のセッションのために正しいタイヤを選ぶことは難しかった。Q3でもう少し速いラップができたと感じたけど、ターン2で用心深くなってしまった。でも、僕たちはマシンの素晴らしい方向性を見つけたし、明日レースに勝つ大きなチャンスを得た。ルイスの隣でフロントローからスタートすることは素晴らしいね。そんなスタートを望んでいた。トラックの汚れた側は不利にならないだろうし、明日の1コーナーではお互いに十分に注意するつもりだ。この結果は数カ月にわたってのチームの努力のおかげだ。 」

3位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「主にトラフィックによって、特に2回目の走行でQ3でマシンのベストを引き出せなかったのは残念だ。タイムから分かるように、予選の最初の2つのパートでマシンの感覚は素晴らしかった。でも、そのあとベストな方法でタイヤを準備することができなかった。明らかにオーバーテイクは簡単ではないけど、僕たちは良いペースを持っているし、グリッドの前の2人と戦うのに、それを活かしたいね。 」

4位 ロバート・クビサ (BMW)
「結果には満足している。間違いなく、今シーズン僕のこれまででベストな予選セッションのひとつだ。マシンは週末全体で運転するのがかなり難しかったので、4位からスタートすることは期待していなかった。僕たちはバランスに苦労したけど、最終的にハードタイヤでよてもうまく働かせることができて、ここにいる。今はレースが楽しみだね。 」

5位 ティモ・グロック (トヨタ)
「とても良い予選セッションとなり、もちろん喜んでいるよ。昨日の公式練習1回目で良いスタートを切ることができた。チームは夜を通して素晴らしい仕事をしてくれて、我々は適切なセットアップを選択した。タイヤに関しては非常に厳しい選択をしなければならず、周回ごとに厳密な判断を下さなければならかったから、今日のセッションは簡単ではなかったね。しかし、最終的に私のエンジニアたちは冷静に、適切な判断をしてくれた。第2セッションでは、クルマの調子はパーフェクトだったよ。そして最後の周回ではタイヤの状態があまり良くなくなって、少し走りにくかったけれど、5番手を獲得できて嬉しいよ。我々は明日に向けて素晴らしい状況にいるね。それは我々全員にとって良いことだ。また、ホッケンハイムの後で、今日の結果は、私がチーム全体に寄せている信頼に対するパーフェクトな回答だ。 」

6位 キミ・ライコネン (フェラーリ)
「最後の計測ラップでミスをして、貴重な時間を無駄にしてしまった。その前もあまりいいアタックができていなかったので、6位になった。もちろん満足はしていないし、3列目からのスタートで、レースでは苦労するだろう。今日のクルマはそれほど悪くないから、この状況で最善を尽くすつもりだ。僕たちは今、少し困難な時期を迎えているけど、諦めてはいけない。僕たちに必要なのは、ジグソーパズルのすべてのピースをまとめることだ。そうすれば再び結果はついてくるだろう。 」

7位 フェルナンド・アロンソ (ルノー)
「予選セッションが非常に接戦になることはわかっていたし、本当にそうなった。最初のパートは非常に競争的だったけど、僕たちはなんとか両方のマシンがQ3に到達することができて、ポジティブだ。でも、明日のレースは確実に難しくなると思う。ベストを尽くすつもりだし、ポイントを獲りたいね。 」

8位 マーク・ウェバー (レッドブル)
「なかなか良い予選セッションだったし、わかりやすい予選だった。Q3のペースがもう少し速ければ良かったんだけど、Q2とQ1はうまくいったよ。奇数列の方がいつも良いので、悪い側のグリッドなのは残念だ。でも、僕たちの場所からでもチャンスはあるので、明日どうなるかみてみるよ。 」

9位 ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
「10 位以内に入れて嬉しいよ。けれど、難しい予選セッションとなってしまい、9番手グリッドとなったのは残念だ。今日の午前中からグリップとバランスに手こずってしまい、残念ながら時間内にそれらを解決することができなかった。予選でも同じ問題を抱えていたから、今夜のうちに調査しなければならないだろう。ティモについては嬉しいよ。彼は今週末今まで素晴らしい仕事をした。そして我々にとっては、コンストラクターズ・チャンピオンシップのために、できるだけ多くのポイントを獲得するのが、言うまでもなく重要なことだ。ここのサーキットでは追い越しはとても難しいけれど、明日は長いレースになるし、我々にできることはやるつもりだ。 」

10位 ネルソン・ピケJr. (ルノー)
「セッションは非常に競争的だったし、考えていたより難しかった。最終的になんとかQ3に到達して、それには満足している。明日レースに賢明にアプローチできるし、ポイントを獲るためにこのグリッドポジションを最大限に活用したい。 」

11位 セバスチャン・ベッテル (トロ・ロッソ)
「Q3に100分の1秒で届かなかったのは残念だけど、タイトになることは予想していた。特に僕たちが機能9ラップしか走れなかったことを考えれば、満足できる。それは僕たちが今日素晴らしい仕事をしたことを意味する。僕たちは今、レースのために燃料搭載量を好きにすることができるし、良い戦略を見つけられることを期待している。僕はまだ今週末、ロングランを行っていないけど、予選とレースペースの間で良い妥協を見出せると思うし、マシンのセットアップは素晴らしいよ。 」

12位 ジェンソン•バトン (ホンダ)
「今日はQ2の最後の走行でいくつかグリッドを上げて、12番手といういいポジションにつけることができて満足している。マシンに施したアップグレードで、確実に進歩しているし、特にリアサスペンションの効果が出ている。このおかげで、マシンは日曜にかけてさらに良くなるだろう。今日はマシンから最大限のパフォーマンスを引き出した。トップ10から0.2秒しか離されていないことに勇気付けられる。これだけ差をつめたのは久しぶりだ。僕は路面が汚れている側のグリッドからのスタートで、これは不利だが、明日はそれでもこの位置からいいレースができるはずだ。 」

13位 デビッド・クルサード (レッドブル)
「僕はそれぞれのセクターで少しずつタイムを失い、最後のあと少しのラップタイムを達成することができなかった。ミッドコナーでスピードが遅すぎた。13番グリッドからは確かにタフだけど、ハンガリーでのレースは予測できないので、様子をみるよ 」

14位 セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)
「オプションタイヤのグリップがなくて苦しんだし、僕はスライドしていて、マシンに対する感覚がなかった。早い時期にマシンのバランスが良かったことには非常に満足しているけど、そのあと何が起こったのか本当にわからない。たとえなんとかQ3に行けたとしても、僕はQ1とQ2のタイムに匹敵できなっただろうから落胆している。 」

15位 ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
「今週末は難しいスタートだった。でも、僕たちはセッションを通して改善させ、途中で多くのことを学んだ。だから、予選ではそれほど悪くなかった。僕はQ1の計測ラップでミスを犯し、1コーナーでコンマ2秒失った。だから、僕のQ1でのタイムは、僕たちのマシンのポテンシャルを表してはいない。そのたと僕たちにはQ3に進む良いチャンスがあった。しかし、ハイドロ系の問題が発生して、Q2でまったく走ることができなかった。それにはがっかりした。このトラックでは両方のタイヤが非常に優しいので、タイヤ選択はかなり興味深い。でも今日、僕にとってはハード側のタイヤの方が良かったね。 」

16位 ニック・ハイドフェルド (BMW)
「まったく期待はずれだ。昨日のプラクティスの終わりと今朝はかなり良く思えた。でも、Q1の最後のラップで4台のクルマに邪魔された。彼らのほとんどが、少なくとも僕に場所を空けてくれようとしたけど、それでもタイムを犠牲にしてしまった。ラップの終わりの方で、僕の前に1台のアウトラップのマシンがいた。彼は僕を見て加速した。そのあと彼は最終コーナーの前でセバスチャン・ブルデーをオーバーテイクして、そのあとセバスチャンが僕の前に立ちはだかった。彼がペナルティを受けるのは明らかだったので、Q2に行けると思っていた。 」

17位 中嶋一貴 (ウィリアムズ)
「僕にとって困難な予選だった。トラフィックが多かったことに加えて、僕は最後のオプションタイヤでた正しいバランスを見つけられなかった。両方の要素が僕の走行を妥協させた。僕たちはこれからデータを通して明日マシンから最大限を引き出すために何が起こっていたか理解する必要がある。 」

18位 ルーベンス・バリチェロ (ホンダ)
「タイヤ選択がとても難しく、厳しい予選だった。僕はスーパーソフトのオプション(ソフト側)タイヤの方が若干いいように感じたので、最後のアタックもこれでいくことにした。第1セクターは良かったが、11コーナーの進入が速すぎてミスを犯し、そのラップを無駄にしてしまった。そのせいでQ2進出のチャンスを逃し、タイムを更新できず、18番グリッドからレースをスタートすることになった。とにかく、レースに気持ちを切り替え、集中したい。 」

19位 ジャンカルロ・フィジケラ (フォース・インディア)
「今日の状況は厳しかった。だが、それが実際の僕たちのできる最大限だった。目標は1分21秒7または21秒8だった。そして僕たちは21秒6を出し、それがマシンから引き出せる最大だった。バランスは悪くなかったけど、残念なことにグリップレベルがまだ低かった。僕たちはここでとくに速くないと思うし、それを受け入れなければならない。でも、僕たちはまだ他とかなり近くいる。 」

20位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
「暑く、タフな予選だった。セッションには100%満足していない。タイヤは期待通りに機能しなかったし、グレイニングが多かった。それによって、僕たちはマシンの良いバランスを得ることができなった。僕は計測ラップの最後にハードセットで走行することに決めたけど、少なくともそれらにグレイニングの影響はなかった。全体的に満足していないけど、明日なにが起こるか様子を見てみよう。」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / F1レース結果